内容説明
本書は、Fieser夫妻により出版され米国内で標準的教科書として広く使用されている“Basic Organic Chemistry”の翻訳版である。有機化学の急速な膨張に伴い、化合物をタイプ別にまとめる従来の記載方法を改め、これらを一括して、一連のトピック形式でまとめあげている。従って化学専攻でない学生の、さまざまな講義にも各章を適当に選択すれば利用できるよう配慮しており、また反応段階や操作技術を示した写真は、学生の興味を増し、かつ有機化学が実験を基礎とする学問であることがわかるはずである。
目次
有機化合物の通性
脂肪族化合物の構造
脂肪族化合物の反応
酸化と還元
共役ジエン
芳香族炭化水素
シクロアルカン
石油
酸と塩基
脱離反応〔ほか〕
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- 和書
- 教育行政提要 (平成版)