内容説明
１００億光年に１度の瞬間をみのがしてしまうかもしれない…。ふくらんだり、ちぢんだり、ひっぱったり…。そんな星たちの、壮絶で華やかで、そしてひそやかな１６の物語。
目次
１ 星々への案内―謎に満ちあふれる夜空へ
２ はくちょう座６１番星―空駆ける星
３ ミザール―馬と騎手
４ ベテルギウス―星の一生
５ シリウス―犬星と子犬
６ ヴェガ―もうひとつの太陽系？
７ アルゴル―悪魔の星
８ ぎょしゃ座ε（イプシロン）星―不思議な子やぎたち
９ ミラ―驚異の星
１０ ケフェウス座δ（デルタ）星―宇宙の標準燭光
１１ おうし座ＣＭ星―“かに星雲”の誕生
１２ りゅうこつ座η（イータ）星―風変わりな星
１３ ＳＳ４３３―宇宙のスプリンクラー
１４ アルキオーネ―姉妹たちの中でもっとも輝いている星
１５ ベックリンの星―見ることのできない星
１６ アンドロメダ座Ｓ星―渦巻銀河の中の新星
１７ ３Ｃ‐２７３―恒星ではない星
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねね
10
基本的な用語を解りやすく説明してくれる上に、恒星の名前の由来や伝説、さらにはそれを見つけた科学者の話から性格、エピソードまで書いているという画期的に面白い本。超新星爆発とか、星の一生とか、小学校の頃にやったけど…とは思いつつワクワクするし、物理現象もある程度詳しく書いてるから楽しい。星の内部の化学反応とか。勉強になりました。久々ノート取って読んだ(^^ゞ2014/05/26
