アインシュタインVSボーア―はてしない物理学の論争

アインシュタインVSボーア―はてしない物理学の論争

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784621036365
  • NDC分類 421.2
  • Cコード C0042

内容説明

相対論と量子論は両立するのか?―論争から、新しい物理学は生まれる。その誕生以来、科学の現場で絶えず飛び散る葛藤、矛盾、論争の火花。理論物理学者M.サックスは、物理学が作り上げられてゆく仕事場に私たちを案内する。そしてさまざまなパラドックスの話を交えながら、根底となっている概念や論争を浮き彫りにしてゆく。本書の最大の焦点は、量子論と相対論の哲学的側面と、それをめぐる論争におかれている。2つの理論の詳細な比較から、根本的対立の解決への道すじが見えてくる。

目次

1 古典物理学の考え方
2 19世紀における物理学―現代的視点への橋渡し
3 量子化された物質と輻射に関する初期の発見
4 “波動と粒子の二重性”と物質
5 量子力学に関する初期の解釈
6 コペンハーゲン学派
7 量子力学に対する異論と代替堤案
8 相対性理論とはいったい何なのか?
9 相対論の解釈について
10 量子論と相対論の根本的対立

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