内容説明
エンタルピー、エントロピー、自由エネルギーなどのいわゆる状態量の数値に馴れ親しむことによって熱力学の真の理解がなされるとの著者の考えに則って、工学部の化学系の学生に実際に使える熱力学を教えることを目的として書かれています。
目次
熱力学の第1法則
熱化学
理想気体
圧力‐容積‐温度関係(P‐V‐T)
熱力学の第2法則
熱力学的諸性質
圧縮と膨張
相平衡
化学平衡
付録(基本的物理定数;無機物質の熱力学定数;有機化合物の熱力学的定数;無機物質〈気体〉の低圧における定圧モル熱容量;有機物質〈気体〉の低圧における定圧モル熱容量;水蒸気表)