内容説明
パターン認識、帰納的推論、直観的思考などにより人間に近いコンピュータの創出に向けて活発な研究が行われている。本書はその基礎となるLB膜形成技術、神経細胞の情報処理素子への応用、視覚と聴覚の情報処理機構、脳神経系の機能の情報処理的解釈、随意運動制御に関する神経回路モデル等について詳しく解説している。
目次
1章 LB膜形成技術とその応用
2章 情報素子としての神経細胞
3章 脳における視覚・聴覚の情報処理―その基本思想
4章 脳神経データの情報処理的観点からの検討
5章 随意運動制御神経回路モデルとそのロボティクスへの応用