出版社内容情報
《内容》 人間理解には,科学を必要とするのは当然であるが,同じく哲学をも必要とする.という著者の持論を興味深く展開.錯誤修正,従病など,人間を物質に環元するのではなく,人間そのものを捉えることから出発点と考える好著.
目次
1 現代人間哲学
2 ユーモアの人間学
3 意味への意志と生命の極限状況
4 人間の心の活動
5 機能次元
6 ロゴセラピーと実存心身医学
7 心技体から四次元的人間像へのアプローチ
8 精神・頭脳・コンピューター
9 体質・気質と性格―先天的性格と後天的性格
10 精神心理拮抗作用
11 従病―病気とともに生きること
12 苦痛・障害・病気
13 疲労
14 病気以前―病気でない病気
15 「ロゴセラピー」応用の「心身医学」
16 味の哲学・哲学の味