内容説明
多細胞動物の細胞は単独では生きられない宿命を負っている。多細胞動物の細胞にとって、集団として存在することは絶対であり、その中で細胞はそれぞれの個性に応じた機能分担をしながら相互に依存し合い、コミュニティーを形成している。本巻は、このような細胞のコミュニティーが、個体の発生を経てどのように成立するか、という問題を取り扱う。
目次
環境情報による細胞分化の制御
細胞系譜を決めるもの
細胞のネットワーク形成
パターンの構築
細胞コミュニティーへの介入
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- 洋書
- MONTALEMBERT