内容説明
VLSIはサブミクロンの時代に入った。現在すでに開発研究も行われ、量産の開始も目前に迫っている。しかし、二次元効果や高電界化の問題、さらには、高集積化されたデバイスの信頼性の確保など、問題点は尽きない。本書では、これらの問題を、ショートチャネルMOSトランジスタの動作原理より説き起こし、サブミクロンデバイスを基礎から本格的に解説しています。
目次
1 MOSデバイスの基礎(MOSトランジスタの概要;長チャネルMOSトランジスタの動作原理;短チャネルMOSトランジスタの動作原理)
2 VLSIの基礎(VLSIの基本回路;VLSI回路)
3 サブミクロンデバイス(微細形状効果;CMOSデバイスとラッチアップ)