内容説明
住宅設計の第一人者、宮脇檀と研究室が、20年の設計の軌跡をまとめ、住宅設計は、いかに進めるべきか?いま住宅に何が求められているか?住まいの考え方、手法、技術、ディティールのすべてを公開しています。豊富な写真と図面を収載し、貴重な資料集として技術データや具体的な作品の設計チェックポイントを簡潔にまとめています。住宅・住まいの様々な提案を通して語る“住”の原点です。
目次
第1章 土地の秩序に従う事は絶対条件
第2章 プランニングは生活の鏡、生活の母胎
第3章 断面は空間の喜びを生む
第4章 開口部は人間と自然の意識的な接点
第5章 部屋には部屋の約束がある
第6章 部位の持つ役割を明確にする
第7章 出ていないディテールが大事
第8章 設備は陰で生活を支える
第9章 家具は住居と人間の両方に属する
第10章 仕上げは表面材でしかないのだが…
第11章 家の回りは中間領域として街に参加する
第12章 街並みを個から全体への発想でとらえる