内容説明
日本は気象の変化に富み、生活にもいろいろの影響を与えています。また、こうした日々の天気の変化については、古くから諺や俚言としてさまざまな形で残されています。現代気象学を築いた一人である著者が、四季折々のテーマに沿って、「気象をよむ」エッセイとして綴ったものです。
目次
春(気象の道に入る;温度の話;気象と病気;風土と人間;気象学の領域)
梅雨(集中豪雨;水資源;雨のいろいろ;気象衛星ひまわり;気温と降水量の記録値)
夏(夏の空・冬の空;打ち水;赤い夕焼け・青い空;異常気象;飢饉;火山噴火と凶作;事故と気象)
秋霖(台風;恐しい高潮;天気の変化を計算する;風はなぜ吹くか;気圧の発見)
秋(雲に魅せられた人;気象と俳句;時雨;霧の都ロンドン;漂流)
冬(火事は江戸の華;江戸の雪;霧氷・着氷;南極の氷;極地を観測する;気候変動と歴史;気象には国境がない;核の冬)ほか
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