出版社内容情報
アニメ化、映画化でますます人気の毎日かあさん。単行本最新刊には秘境ネパール取材の描き下ろしをたっぷり収録。サイバラ新境地!
内容説明
笑いで世界がナントカなりますように!ネパール取材の傑作描き下ろし「神を見に行く」32ページ収録。
目次
娘の顔面
インフル
必殺ペペペ
最近の子供事情
神を見に行く(1)犬と首飾り
ベッドの日
黒い部分
トイストーリー
新しい好きなこと
かえして〔ほか〕
著者等紹介
西原理恵子[サイバラリエコ]
漫画家。1964年、高知市生まれ。武蔵野美術大学卒。『ぼくんち』で第43回文藝春秋漫画賞(1997)、『毎日かあさん カニ母編』で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2004)、『上京ものがたり』『毎日かあさん』で第9回手塚治虫文化賞短編賞(2005)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろにゃんこ
32
ほのぼの♡家族っていいな~たとえ少々過激でも(笑)2019/05/24
ひお
29
神様の所在と存在について西原さんいつもながらブレがない。息子くんの「何でも損得でお金に換算する癖やめよーよ」は確かに思春期迎えた息子くんの一番反抗したい部分なんだろなー。2011/04/07
シルク
26
「家族全員風邪ひき、家で闘病」……を描いた作品「ベッドの日」が好き。そういやこどもの時を思い出してみると、風邪で学校休む日ってのは天国極楽だった。自分が寝てる横では姉2人が学校に行く準備をしていて、布団の中から呑気に「いってらっしゃーい」とな。上の姉はそんな時、普段は絶対触らせてくれない「リカちゃん人形の衣装ダンス」を貸してくれた。凝った金具がついていて、観音開きの扉を開けるとドレスがワサッとかけてある。体がしんどいから1、2回扉を開けた位で眠ってて、気付いたら「ただいま」と姉が帰ってきてるんだけど笑。2018/01/22
リッツ
26
成人の日に読了。そのせいか一段と作者の子供への、家族への気持ちに共感。ただ一緒にいてご飯を食べて笑って、寄り添って眠る。その事が幸せだとその時に感じられること、それは本当に贅沢な時間だったなぁと思った。そして相変わらず海外編は驚きと臨場感、結びはいつも通り穏やかでのびやかだった♪2015/01/12
みーなんきー
25
息子さんが、中学生になり反抗期へ。母子家庭の西原さんも自称46年間反抗期。二人はバトルしながらも共に海外取材などへは同行する。現地のマイナー文化のトライヤルで、子供二人は飽きたり、寝落ちたり。時には親子ゲンカをしながらも、共に過ごせる親子の時期はこの先そんなに長くない、と西原さんが愛おしく子供を見つめる目が切ない。野生のサイに会ったらジグザグ逃げよ、の掟は覚えておこう。2020/03/01