内容説明
通産省の電話を盗聴してまで、アメリカがハイテクにこだわる理由は何か?日本製ミサイルの命中精度に舌を巻くペンタゴンの焦り。いまや米防衛産業までも席巻しようとする日本の先端技術に、彼らは遠大な、そして隠された戦いを挑んできた―。
目次
1 燃え上がるテクノ・ナショナリズム
2 米、国際競争力再強化へ
3 怒るアメリカ、国防総省の本音
4 戦後最悪の対日報復措置に発展
5 日本の対米切り礼は存在するか
6 日米ハイテク戦争、FSX攻防戦
7 知的所有権、研究の“片道通行”許さず
8 米国の戦略を貫くテクノ・ナショナリズム
9 日本の技術力は果たしてナンバー・ワンか
10 日米関係再構築と日本の選択