内容説明
8×10フィルムに刻まれた“神の山”の真髄。大山行男は、30年以上にわたり富士山の撮影だけに専念してきた。自作の超大型カメラを駆使し、変幻自在、刻一刻と姿を変える“神の山・富士”を撮り続けている。多彩な雲、荒々しい山肌、陽光に包み込まれた山頂、人を寄せ付けない樹海、風穴に育つ妖しげな氷柱など、8×10フィルム(200×250mm)に精密に記録された驚異の画像。独学、独行の写真家・大山行男の世界をダイナミックに再現。
目次
富士宮五合目
南アルプス北岳
南アルプス赤石岳
精進湖
本栖湖
田貫湖
山中湖
富士ヶ嶺高原
富士吉田郊外
山中湖村〔ほか〕
著者等紹介
大山行男[オオヤマユキオ]
1952年神奈川県生まれ。1972年日本各地を放浪しながら、蒸気機関車の撮影を主とした写真家活動を始める。1976年富士山の魅力にひかれ、富士山の撮影に打ち込み始める。1984年初の個展『富士千年』を開催。1985年山梨県忍野村に転居。1990年富士山麓・上九一色村富士ヶ嶺(現・富士河口湖町)に自らの手で家を建て、撮影拠点とする。1995年撮影に大型の8×10カメラを使い始める。2008年この年からインド取材行開始。2010年日本写真協会賞作家賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momogaga
38
ギャラリー。副題に心引かれます。夕闇の富士山が一番好きです。2019/12/01
ヒラP@ehon.gohon
12
なんと幻想的な富士山ばかりなのでしょう。いつまでもそばに置いておきたい写真集です。2016/09/26
BEAN STARK
6
近くに住んで、毎日富士山を見れるのは幸せですね♪ヘリコプターで山頂付近を撮影した写真は絶景。見たことない写真です。2015/03/16
三崎口@ネットつないだら本格復帰します
2
へぼい写真しか撮らない写真家ばかりの写真業界の中で素晴らしい写真家の一人。ものすごい写真の連続2014/01/14
6haramitsu
0
綺麗なシルエットです。富士山。いつか登りたい。北岳から撮影していたり、相当苦労して取られた作品かと思います。2017/06/26