出版社内容情報
山稜からの壮大なパノラマ風景、花崗岩塊の独特な山頂、高山植物の女王といわれるコマクサの大群落など。北アルプス・燕岳の四季の彩りに満ちあふれた新作品集。
内容説明
明るく美しく、華のある「燕岳」を撮る新たな挑戦。燕山荘90年記念写真集。
著者等紹介
岩橋崇至[イワハシタカシ]
1944年東京都世田谷区に生まれる。慶應義塾大学、日本大学芸術学部写真学科を卒業。慶應在学中より登山家として多くのキャリアを積む。日大在学中には写真家・山下喜一郎氏に師事、70年よりフリーの写真家として独立。78年には慶應OBで組織された「アルペンフェライン山岳会」によるヒマラヤ登山隊長を務める。写真活動は60年代からおよそ40年以上にわたり、父親(山岳風景を好んで描いた日本画家の岩橋英遠氏)の描く風景を資料撮影したことに始まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポン
6
初めての北アルプスでしたが、2017年に笠ヶ岳へ行きました。天気も良く槍ヶ岳がきれいに見えました。この写真集で見たところ、燕岳の花崗岩も特徴的な模様をしており、一度行ってみたくなりました。2019/03/19
mawaji
2
新宿で行われていた写真展「アルプス銀座を行く」の受け付けに置いてあったのが目に止まり手に取りました。学生時代から結婚して子どもが生まれるまで毎年夏になると燕岳に登っていたのですが、登山道でのナナカマドやシャクナゲ、燕山荘から燕岳頂上までのイルカ岩やメガネ岩などの奇岩の数々、小屋の裏手のコマクサの群生、サンルームで出てくるちょっとレモン味のお水などが瞼の裏に浮かんできました。田部井淳子さんの一文が燕岳に初めて登った頃のことを懐かしく思い出させてくれました。赤沼社長のアルプホルンを聴きにまた行ってみようかな。2012/06/11
ヒロ@いつも心に太陽を!
1
上司が燕山荘のご主人から贈られた写真集。お礼状を書くために私も見させていただいた一冊。
おちおち
0
大きな写真から小さな写真まで盛りだくさん。当然というべきか、全てが美しい。燕岳は一度日帰りで登っただけですが、それでも懐かしさやスケール感や憧れや、色んな思いが溢れました。2015/01/26
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- 和書
- 鯨の哭く海 文春文庫