出版社内容情報
「失われた30年」とは一体何だったのか。旧大蔵省(現財務省)の官僚から政治家に転身し、初代金融担当大臣も務めた著者が、これまで日本経済を振り返りながら、今後の展望を語る。
【目次】
内容説明
失われた30年といわれる、この経済停滞は何だったのか。初代金融担当大臣が日本の経済社会の諸問題について政治・経済・金融の側面から考察し、将来の展望を考える。
目次
第一章 わが国の経済社会の現状(経済停滞の三〇年;希望が失われた社会の実相)
第二章 経済システム面への対処の問題(小泉内閣によるいわゆる新自由主義の結末;安倍リフレ政策の失敗;財政赤字の拡大と長期化;「ふるさと」納税のごまかし;技術革新の不振)
第三章 政治面の諸問題(外交上の問題;現行政治制度の起源と考え方)
第四章 将来展望と諸課題(人口減少と改善への課題;文化と学術)
(付)余滴
著者等紹介
柳澤伯夫[ヤナギサワハクオ]
1935年静岡県生まれ。1961年東京大学法学部卒、同年大蔵省に入省。1971年在ニューヨーク総領事館領事、78年内閣官房長官秘書官、衆議院議員(8期)、国土庁長官(第31代)、国務大臣(金融再生担当)、金融再生委員会委員長(初・第7代)、金融担当大臣(初代)、自由民主党税制調査会会長、厚生労働大臣(第7代)、城西国際大学学長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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