出版社内容情報
「サンデー毎日」連載分に加え、描き下ろしイラストや映画にまつわる原稿もたっぷり収録! 年間映画ベストテン、サッカーW杯にWBC、久々の大相撲観戦等……軽快、上機嫌な娯楽バナシが満載の一冊です。
内容説明
自筆イラスト&自作句つき世俗観察コラム集!“終の棲み家”へ引っ越し難航、断捨離中断、限界猛暑…愉快痛快娯楽バナシで、泣き笑い一年を総決算!
目次
1 徒然雑記帳(2022年10・11月;2022年12月・2023年1月;2023年2・3月;2023年4・5月;2023年6・7月;2023年8・9月)
2 シネマ・コラム(オヤジ顔のハティツェ;「赤いやつ」の正体;翼が生えたら)
著者等紹介
中野翠[ナカノミドリ]
早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に。1985年より『サンデー毎日』誌上で連載コラムの執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
27
サンデー毎日連載コラム1年分をまとめた時事身辺雑記エッセイ。30数年(ひぇぇ)愛読してます。毎回タイトル違うから通しNo.入れて欲しい。今回はあれ?なんか短くない?と思ったら本誌連載ページが2pから1pに減ったのかー。その分主婦の友社の「ゆうゆう」という雑誌(たぶんシニア女性向け)に連載した映画紹介コラムが足されてる。サンデー毎日とゆうゆうとでは読者層が違うから文章や扱うネタも違えてる感じ。そして、サンデー毎日の方がやっぱり好きだなあー。観たい映画をチェックした。アマプラに無い…。やっぱU-NEXTかー。2024/02/09
tetsubun1000mg
16
サンデー毎日の掲載ページが少なくなって、文章が短くなったが中だるみがなくスッキリと読みやすく感じる。 サッパリとした性格のようにお見受けするするが、歯切れがよくズバズバと書いてくれるのが好みです。 コロナ禍での苦労も見せずに楽しいことや気になったことを見つけてネタにされているようですが元気なようですね。 映画はほとんど見なくなったので内容はよくわかりませんが、その語り口が楽しそうで気持ちよく読んでます。2024/01/20
いづむ
12
一年の締めくくりに必ず中野さんのコラムをまとめて読みます(毎年言ってる)。サンデー毎日で連載のコラムがだいぶ短くなってしまったのか、その部分は半分ほどで残り半分は映画評でした。コロナになって映画を全く観なくなってしまったけれど、また映画館に行きたくなります。10代のころから読み続けて、中野さんのお引越しの話やご家族の話で時の流れを感じます。懐かしくもあり寂しくもあり。歳をとるってこういうことなのだなあ(しみじみ)。2023/12/12
まぐろ漬け丼
8
恒例のコラム集2022-2023。往時のものと比べるとさすがに薄味。でも前年よりは持ち直してるような。ずっと続けて欲しい▼引越し時の不要品整理について「手放すと、何だか人格崩壊してしまうのではないか!?なあんて思ってしまうのです」と書かれていて驚く。もっとアッサリサッパリした人じゃなかったっけ?▼芸能人を愛称で呼ぶのに違和感、と書いた端から自分は"ショーケン"って。まあそんなもんか▼後半の映画紹介は飛ばし読み。あらすじを読んでも...ねえ▼p178に「拡張高い」との誤植あり。こういうの気になる。2024/06/06
MASA123
7
サンデー毎日連載のコラムと、「ゆうゆう(主婦の友社)」の映画評をカップリング。映画は最近見ないのであまり興味なし。サンデー毎日の2022年11月から23年10月の出来事をネタにした話も、今年は地震にJAL機の激動ではじまり、つい1年前のことに、もう興味がわかない。エッセイの語り口もいつものパターンなので・・・ 2024/04/20