本棚には裏がある

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  • サイズ 46判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620327822
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

内容説明

仕事、暮らし、家族、女の人生…表があれば、裏もある。本から平成・令和の世相を鋭く読み解く読書エッセイ!

目次

1 女の仕事と人生と(必死に生きた女達;痴女、痴人、白痴;幸福の形について;「書く人」の業;ままならない身体;人生の夏は短い;「女流」の消滅;エッセイを書く女性達;狭い世界の深さと広さ;エッセイストとコムラニスト;ファースト・ドリップの瞬間;肉体と精神)
2 暮らしを巡る本(男も家事力、女も経済力;食と衣と;家族について考える;高い場所に住む;料理の効能;それぞれの「ていねい」;“土地”の性分;ひきこもりの効能;よむ、食べる、やめる、観る)
3 歴史の中へ、社会の中へ(濡れて、横たわる;遊女のドラマ、斎王のドラマ;ピンポン、ものまね、股間;女帝の装い;巨乳と制服;東京の変わり方、農村の変わり方;「色々」は大変だ;人の平等、種の平等;「イエ」と故郷;ネット社会と母系社会)
4 旅の空から(鉄道が変える人生;国から離れる、言葉から離れる;英国人のふるまい;旅に出ずして旅をする;歩み続ける高齢者;おかみと観光;旅の原動力;性愛と国道)

著者等紹介

酒井順子[サカイジュンコ]
1966年生まれ。エッセイスト。高校生のときから雑誌で執筆を始める。大学卒業後、広告会社勤務を経てフリーに。2003年に発表した『負け犬の遠吠え』がベストセラーとなり、婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。女性の生き方、古典、旅、文学などをテーマに幅広い執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

117
酒井順子さんならではの鋭い着眼点とユーモア溢れる文章。読みたい本が増えまくり。面白かったです。2023/09/06

けんとまん1007

86
読んだ本も、何冊か取り上げられていて、読んだ時のことを想い出した。やはり、本は手に取って、その重さや肌触りも含めて、感じ取るものが大きいと思う。それプラス、その時代の空気や本の中身が、合わさってくる。やはり、時間が経っていると、時代背景が違っていて、そういえば・・・というが何度もある。それが、また、本のいいところ。思わず、図書館で予約した本もでてきた。2023/12/04

とよぽん

63
読書の秋にふさわしい1冊だった。本に関するエッセイと思いながら読み始めたが、いや、これは違う! と感じた。なかなか深くて真剣で、かなり本格書評路線を行っている。そして酒井さんの読書の幅と層に驚いた。週刊文春に連載されていたとは、それも驚きの1つ。酒井順子さんのライトなイメージが私の中で今回は打ち消されて、かなり重厚な印象に。本当、繰り返しになるが読書の秋にふさわしい。2023/11/03

ジョンノレン

59
著者初読み、週刊文春に長年連載の「読書日記」からのピックアップ。直前に読んだ堀内勉氏の「人生を変える読書」の推奨本がややかしこまった硬めの本に傾斜していたのに対し、酒井順子氏のそれは一転、ご時世の生の肌感覚に忠実でしかも硬軟清濁の限界を果敢に攻める格好で、読んでいてドギマギすることも。酒井さん凄い、ちょっと怖い。紹介本は8冊ほど触手。いずれご本人の本も。2025/01/26

れっつ

48
酒井順子さんの作品が好きだ。読んでいて思うのが、とても読みやすい文章、本音の所感、鋭い指摘、痛快、それでも根底には愛がある感じ、がするから。本書は加えて、テーマごとにたくさんの本が紹介されるが、まるで作者のフリートークを聞いているかのような構成と文章力に、読後満足感が高揚しっぱなしなのだ。そしてタイトルも装丁も気が効いている!表と裏を交互に見てニヤリと楽しむ(笑)。連載時のタイトルなら出会わなかったかも😆この単行本になって本当によかった!作者の本棚の"裏"を覗き、面白く本を知り文を楽しむおすすめの1冊!2023/10/09

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