歴史と向き合う 日韓問題―対立から対話へ

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歴史と向き合う 日韓問題―対立から対話へ

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620327457
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日韓の歴史問題は、なぜ解決の糸口さえも見出せないのか。国家間の関係修復を諦めることなく、次世代のために和解の道を探る1冊。

内容説明

アジア・太平洋賞特別賞&石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。日韓騒然のベストセラー『帝国の慰安婦』著者、最新刊。対立の原因や背景を分析し、関係改善を提言する比類なき書。

目次

第1章 冷戦崩壊と日韓関係(過去30年で形成された「責任逃れの日本」の背景;時代とともに変わりうる「ファクト」;日韓基本条約をめぐる日韓の認識はなぜすれ違うのか;歴史の司法化と元徴用工判決)
第2章 元徴用工訴訟問題(朝鮮人徴用とは何だったのか;日韓社会から忘却された心身の「牢獄」;日本側敗訴の元徴用工判決の陰に「日韓併合不法論」;元徴用工裁判での判決が国内世論を動かした;分かれた韓国の司法判断、政治解決さえ困難に;1960年代の思考で「今」が拘束されていいのか)
第3章 慰安婦問題(慰安婦問題裁判自体を無効とした日本政府の対応を問う;慰安婦問題の責任を「日本」「国家」だけに集中させた判決の問題点;国家の利益、国家の都合で動員される女性たち;「正義」に抑圧され、声出せぬまま亡くなった被害者に思いを;運動と研究の結果、被害者中心主義から代弁者中心主義へ;欧米の認識を形作った北朝鮮の慰安婦証言;あるべき「記憶継承」のため、ともに考える日を求めて;今必要なのは、ここ30年の歴史との向き合い方の検証)
第4章 日韓併合・日韓協定(歴史問題の「法」解決を下支えした植民地支配不法の論理;歴史が賠償のための手段だけに終わっていいのか;未来を作るのは過去ではなく、今ここにいる私たち;日本にとって朝鮮半島とは防波堤なのか?)
第5章 歴史との向き合い方(構造を打破するための試みはどうなされるべきか;和解を成し遂げるために日韓がなすべきこととは;新たな日韓関係を築くために私たちができること)

著者等紹介

朴裕河[パクユハ]
1957年、韓国ソウル生まれ。韓国・世宗大学校国際学部教授。慶應義塾大学文学部国文科卒業、早稲田大学大学院で日本文学を専攻し、博士課程修了。専門は日本近代文学。夏目漱石、大江健三郎、柄谷行人などの作品を翻訳し、韓国に紹介している。おもな著書に『ナショナル・アイデンティティとジェンダー 漱石・文学・近代』(クレイン)、『反日ナショナリズムを超えて 韓国人の反日感情を読み解く』(河出書房新社、日韓文化交流基金賞受賞、のちに『韓国ナショナリズムの起源』と改題し文庫化)、『和平のために教科書・慰安婦・靖国・独島』(平凡社、大佛次郎論壇賞受賞)、『帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い』(朝日新聞出版、アジア・太平洋賞特別賞、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ichigomonogatari

4
私には難しい本だったが、日本が植民地を持った過去を真摯に省みて誠実な態度をとることが大前提だと感じた。2023/01/31

ミネチュ

4
最近、日韓関係というフレームで大きな話題・問題となっている徴用工問題や、長年の懸案である慰安婦問題、日韓併合合法・違法問題などが取り上げられています。 知らないこともたくさんあって勉強になりました。 そして、朴裕河教授の考え方は非常に理解しやすく受け入れやすいです。私が朴裕河教授の考えに近いからなのかもしれませんが、朴裕河教授の考え方・見方は非常に中立的で偏っていないように思えます。2022/08/20

けん

2
『和解のために』以降、注目している朴裕河さんが毎日新聞に連載していた論考を一冊にまとめた本。90年代以降の日韓関係においてイッシューになったテーマを主に韓国側の視点から解説した一冊。一つ一つの記述は丁寧でむしろくどいくらいだけど、個人的には相変わらず、コレは学術論文なのか、それとも啓蒙書的なものなのか、戸惑う著作ではある。が、この時期にこの視点で日韓関係について書ける人というのも、この方しかいないだろうという点で、唯一無二の感。思えば、朴裕河さんほどあらゆる「政治的」なスタンスの人から攻撃され、誤読されて2023/01/03

takao

1
ふむ2023/06/22

Masataka Sakai

1
久しぶりの最悪書籍 アバウトなスタンスでの日本の批判と未確認の史実を羅列している。 名前もなければ数字もでてこない。 なにも知らずにこの本を読んだらかなりヤバイです。2022/12/21

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