出版社内容情報
「病気」は医者がつくりだす!
健診・問診前に、必ず読んでください。まじめに聞く人ほど早死にします。
内容説明
「病気」は医者がつくりだす!医療業界を恐れない医師からの警鐘66。
目次
第1章 人間ドックは「病気」をつくる場所
第2章 なぜ医者は、事実を「言わない」のか?
第3章 正しい「医者との付き合い方」
第4章 高血圧薬は使わないほうがいい
第5章 中高年のがんは、ふつうの「老化現象」
第6章 医者から、がんだと告げられたら
第7章 病院では安楽な最期は迎えられない
第8章 世間に溢れる「健康法」のウソ
著者等紹介
近藤誠[コンドウマコト] 
1948年生まれ。1973年、慶應義塾大学医学部卒業後、同年、同医学部放射線科に入局。79~80年、米国へ留学。83年より同大学医学部放射線科講師となる。がん放射線治療を専門とし、乳房温存療法のパイオニアとして知られる。2012年、「抗がん剤の毒性、拡大手術の危険性など、がん治療における先駆的な意見を、一般人にもわかりやすく発表し、啓蒙を続けてきた功績」により、「第60回菊池寛賞」を受賞。2013年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究セカンドオピニオン外来」(URLは※)を開設し、膨大な患者の悩みに寄り添い、また患者本位の治療を実現するため、医療の情報公開を積極的に進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふくとみん
22
          
            近藤誠が死ぬ少し前に書いた総まとめのような本。163ページに「心停止したときに救急車を呼んでほしくないなと思っています。」と書かれてあった。予感していたのだろうか。いろんなことを教えてもらった感謝の気持ちでいっぱいです。在宅で死ねるようやっていきます。2025/10/17
          
        Makoto Yamamoto
15
          
            安らかにこの世を去るには?という視点で読ませてもらった。著者は虚血性心疾患で73歳で他界してしまったが、同じような主張をしていた中村仁一先生は81歳で他界。 抗ガン剤が効く人、効かない人がいるのは間違いなく、3人の内70代の二人は癌が消えてしまって、60代の一人はいまだに抗がん剤で辛い日々を送っている。 QOLを保ちながら最期を迎える一つの選択肢だと思う。 個人的には著者の年齢を越えてしまっているので、このまま薬を飲まずに生活していきたいと思う。2024/12/22
          
        コピスス
11
          
            2月に読んだ萬田緑平氏の「家で死のう!」に通じるところがあると感じた。医師もボランティアじゃないから、やっぱりお金もうけしたいだろうしね。近藤誠氏の考えが全てではないかもしれないけど、一般的な医師の言うこと全てが正しいわけでもないかもね。2024/04/24
          
        ヨハネス
9
          
            自分でも意外なことに著者初読み。かなり昔から「ガンで死にたい」と思っているので読む必要がないと思ったのか。コロナ感染を恐れ受診が遅れ、若くして(と言っても50,60代だが)ガン死した知人が二人もいるけれど。国民総死亡数が減ったのでまるでいいことのように書いている。「総コレステロール値が低いほど総死亡率は上がる」「子宮頸部の上皮内癌はウイルスによる慢性感染症をガンと強弁している」「CT検査はX線の300倍被ばく」など「医者が言わないこと」が知れたのはよかった。事前の意思表明(リビングウィル」の見本も良い。2022/07/25
          
        K T
6
          
            近藤誠先生お亡くなりになってしまい寂しいです。 平易な言葉で書かれてます。 クスリ嫌いなのでがんになってもそのままでいたいです 2023/03/24
          
        


 
               
               
               
              


