出版社内容情報
2022年、JAXAのはやぶさ2プロジェクトチームは解散し、はやぶさから始まったプロジェクトの幕が下りる。
はやぶさとはやぶさ2がつむいだ「物語」とは、私たちにとって何だったのか。
誰よりも熱く、プロジェクトを追い続けた科学記者が描く、知られざる人間ドラマ!
内容説明
2022年、JAXAのはやぶさ2プロジェクトチームは解散し、はやぶさから始まったプロジェクトの幕が下りる。はやぶさとはやぶさ2がつむいだ「物語」とは、私たちにとって何だったのか。誰よりも熱く、プロジェクトを追い続けた科学記者が描く知られざる人間ドラマ!
目次
プラネタリウムの夜
宇宙開発のビギナー
予算争奪戦
チーム作り
次世代の人々
プロジェクトの試練
ミネルバ2
リュウグウ攻略
応援団たち
チームワーク
帰還ミッション
「高い塔」を建てる
著者等紹介
永山悦子[ナガヤマエツコ]
東京都出身。1991年毎日新聞社入社。和歌山支局、前橋支局などを経て、2002~16年東京本社科学環境部。ライフサイエンス、環境、宇宙開発、科学技術政策などを担当。医療福祉部、オピニオングループを経て、くらし医療部プレミア編集部兼論説室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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toshi
8
先月読んだ津田雄一の「はやぶさ2のプロジェクトマネージャーはなぜ「無駄」を大切にしたのか?」はプロジェクトマネージャーが書いた本だったけど、こちらはジャーナリストの立場からみたはやぶさ及びはやぶさ2プロジェクトドキュメント。 しっかり取材されていて臨場感一杯で楽しめた。 ただ「おわりに」に本人もちょっと触れているけれど、構成の都合で時系列がバラバラだったり、同じ話が何度も登場したりするのをもうちょっと工夫してすっきりして欲しかった。 2022/04/02
永夢👻
1
ジャーナリスト側からの視点で面白かった。 途中でコロナ禍や震災などあり、取材するのも大変だったと思いました。 はやぶさと、はやぶさ2に関わってきた人たちの熱意が印象深かった。 分からないところや参考にしてる動画・写真など、調べながら読むとワクワクした。 はやぶさ初心者にはとても読みやすく、一気読みでした。2024/06/20