出版社内容情報
東京を脱出して、豊かに暮らす方法を、地方移住の第一人者が徹底解説。
仕事、住居、教育、支出のことまで、これ1冊でわかる!
内容説明
働き方、暮らし方の概念が変わった2020年。都心のオフィスはもういらない。これからは、好きな場所で、好きな仕事をする―都市を脱出し、豊かに暮らす。地方移住の時代がはじまる。
目次
第1章 地方移住の背景にある3つのパラダイムシフト
第2章 地方移住の前に考えたい3つのポイント
第3章 地方移住のリアルな暮らしと生活費
第4章 Iターン移住して複業する
第5章 Iターン移住して同じ仕事をする
第6章 Iターン移住して起業する
第7章 決まった地域に移住して同じ仕事をする
第8章 Uターン移住して新しい仕事をする
著者等紹介
藻谷ゆかり[モタニユカリ]
1963年横浜市生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関に勤務。1991年ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。外資系メーカー2社勤務後、1997年にインド紅茶の輸入・ネット通販会社を起業、2018年に事業譲渡。2002年に家族で長野県に移住。現在は「地方移住×起業×事業承継」を支援する「巴創業塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
18
著者は、東大卒米国でMBA取得外資2社勤務と華やかな経歴。夫も国際エコノミスト藻谷俊介(藻谷浩介さんの弟)さん。そんなご夫妻は、子供の学校問題から19年前長野県東御市(旧御牧村)に移住しています。移住後は、著者は暫くネット通販会社を経営していましたが、最近事業譲渡、現在は創業支援塾を経営しています。著者の経歴からか、本書の目線は「上から」ではなく鳥瞰的。それ故移住礼賛ではなく、移住の3w(なぜどこに何をするか)を突き詰め人生設計を練ることの大切さが繰り返し問かれています。若い世代との対話に有益と思いました2021/09/21
katherine
16
地方移住を決意し、成功した30-40代の具体例がまとめられている。家族の時間を充実させるため、子どもの教育のため、家業を継承するためと様々だか、地方では複業している人が多いと感じた。都心から移り住むことにより、所有欲求から存在欲求へ変わるというのは納得。やはり人口3万人の東御市を約30年間かけて国内有数のワインシティに変えた玉村豊男さんは、地方移住のレジェンドである。2021/10/23
イカカイガカ
2
タイトルには「コロナ移住」とあるが、とくにコロナに関係なく、色んな形の移住の実例が紹介されている。移住についての他の情報でもよく目にするが、「複業」(副業ではない)が一つのキーワードになるかもしれない。生業をどうするかが移住する際の最重要ポイント。2021/06/16
Office-INTI
1
コロナ関係なしの移住事例集でした。ただ、皆さん移住した事で自分らしさ・家族らしさを全面に出した人生へシフトできておられ大変うらやましかった。 うらやましいと思うという事は自分もそういう状況になるのを望んでるのだなと再認識させていただきました。 自分が地方出身なので都市部から地方へ移住する時の注意点などは特に参考になりませんでしたが、都市部生まれの方がIターンを望まれた場合は参考になると思います。2021/08/01
Yakmy
1
コロナ移住とはいうが、コロナ前に移住している人たちの事例を通して、移住の変化について語る2020/11/05