出版社内容情報
大統領選挙、ブレグジット、そして自国ファースト化する世界。
ますます目が離せない国際情勢を、池上彰さんがわかりやすく解説。
内容説明
アメリカ大統領選挙、イギリスEU離脱問題、そして東京オリンピック開催―世界が大きく動く2020年。ますます目が離せない国際情勢をわかりやすく解説。
目次
第1部 2020年・展望編
第2部 国際情勢・おさらい編(アメリカ;中国・朝鮮半島;ヨーロッパ;中東・アフリカ;日本)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。名城大学教授、東京工業大学特命教授。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役をつとめ、わかりやすい解説が話題になる。2005年よりフリーのジャーナリストとして、テレビ、新聞、書籍で活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
135
小学生新聞への加筆だが、私には丁度よかった。トランプの「自国ファースト」を、大戦後の平和に向けた世界の努力をひっくり返す動きと解説する。岩盤支持層を持つこの政権は再選と武器ビジネスしか考えない。世界中で似たような動きが起きている。中国は香港デモで騒がれている言論弾圧に、習近平の「一帯一路」構想や「アジアインフラ投資銀行」。イギリスのEU離脱とスコットランド独立運動に代表される欧州各国の分断。本書出版後に起きたコロナ禍は、世界中で国家への問い直しとなり、人種差別反対運動もその問いと結びついているように思う。2020/06/16
5 よういち
102
世界情勢についてQ&A方式で書かれた本。テレビで見た池上彰氏の解説が脳内再生されていくように平易な言葉で書かれているので、理解が深まる。◆国際情勢おさらい編では世界を5つの地域に分けて、現在に至ったところを解説。深くはないが、大雑把に世界を知る入門にはもってこいの本だと思う。◆2020年展望編でも興味深い話題に触れているのだが、本書が発刊されて以降、世界は新型コロナ騒ぎである。もう既に、ここに書かれている展望のほとんどが変わってしまったのだろうなと思う。◆米国、中国・朝鮮半島、欧州、中東・アフリカ、日本2020/04/20
どんたこす
27
とにかく分かりやすい。テーマによっては物足りなさを感じるものの、毎日小学生新聞の連載記事を編集したとのことで納得。地球温暖化により、北極の氷が溶け、通行可能なルートが浮上している。新しい北極海航路を巡り各国の思惑は新しい冷戦の様相を呈する。注視しなければいけないテーマだ。2020/10/02
みち
17
2020年なので、少し前のものですが、その当時の世界情勢が良くわかりました。またおさらいしたいです。2022/06/30
mintia
15
現在の世界情勢が分かりやすく書かれており参考になりました。2020/03/11