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出版社内容情報
ちばてつや、大友克洋、手塚治虫、高橋留美子、望月峯太郎……
日本を代表する知性・橋本治が遺した類のない少年マンガ論集。
内容説明
少年は、走り、戦い、恋をする!マンガは彼らをどう描いたか?ほとばしる情熱と緻密な論理が一体となった、空前絶後のマンガ論。
目次
はじめに 少年マンガの特殊性(少年マンガの特殊性;少年文化;文化を持ってしまった子供)
第1章 最も孤独な長距離ランナー―ちばてつや論(男らしさについて;少年とはなにか;空白;バンタムの日;リング;世界)
第2章 Having No End―大友克洋論(仮成成熟の原理;終末の欠落―又は、モラトリアム人間の不決断;事態はもう戦争)
第3章 マンガのSFX(マンガのSFX―基本篇;マンガのSFX―高級フリカケ海苔篇)
第4章 少年マンガの世界(未完の伝説、世界の破滅―永井豪『凄ノ王伝説』;凄絶なる少年の内宇宙と、その後―永井豪『マジンサーガ』;作りも“小説”、中身も“小説”!?―手塚治虫『アドルフに告ぐ』;天才の秘密―高橋留美子『うる星やつら』;文学じゃないとゴセンブ―大友克洋『GOOD WEATHER』;思い通りにいかないコトはぜんぶ認めねーぞ、俺ア または、妄想としての現在―望月峯太郎『バタアシ金魚』)
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
1948年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、1977年に小説『桃尻娘』で作家デビュー。以降、小説のほか、エッセイ、評論、戯曲、古典の現代語訳など幅広い分野で多彩な執筆活動をおこなう。『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、『草薙の剣』で野間文芸賞、『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『双調 平家物語』で毎日出版文化賞を受賞。2019年1月に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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阿部義彦
akihiko810/アカウント移行中
amanon
Jun Masuno
ノllロ