出版社内容情報
チームは一流、球団は三流─なぜこんなことになったのか?大人気球団の内幕を容赦なく描く、愛と情熱の広島カープ論!
内容説明
カープという素晴らしいチームを、そしてカープファンを、球団フロントが喰いものにしている?身勝手すぎるチケット販売方法、強引な球場移転の裏事情、スキャンダル発覚と黒田博樹復帰の奇妙な符合、衣笠祥雄への徹底した冷遇…疑問だらけの球団の内幕に迫る、タブー破りの広島カープ論!
目次
プロローグ―ふたつの優勝
第1章 広島の“ブラックマンデー”
第2章 「市民球団」が“市民”を捨てた日
第3章 “有頂天”カープへようこそ
第4章 表の光と裏の影
第5章 されどチケット
エピローグ―“スパイダーマン”の逆襲
著者等紹介
堀治喜[ホリハルキ]
1953年生まれ。草野球の球場を手作りした体験を綴った『わしらのフィールド・オブ・ドリームス』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei302
19
どちらを向いて球団経営をしてるのかと不信感で満腹で読了。三連覇カープのチームの顔:丸選手、巨人移籍のニュースは、ファンでなくとも驚いた。チケットの販売方法、故・衣笠氏に対する冷遇、地元ファンをないがしろにするなど、どちらを向いて球団経営をしているのかと疑問だらけで読了。★スポーツのも第一人者の堂場先生の手で小説化してほしい。★広島言葉が巧みな柚月裕子氏の迫力満点の作品もいいかも。★マラソン・ラグビーと最近スポーツものが続く池井戸氏に切り込んでもらうのも面白そう。2019/07/13
dolce vita
15
友人曰く、春の暴動は恥ずかしかったと。なぜあんなことになったのか、生粋のカープファンの彼女には耐えがたかったらしい。そのカープに本書は警鐘を鳴らす。カープ女子が取りざたされ、広島にゆかりのない方々がファンだと言ってくださるようになったのは嬉しい。しかし本体の方では市民球場が役割を終えた頃から異変が起こっていたらしい。原爆の街から立ち上がるというのがカープの精神の1つで地元とともにあるものだと思っていたがどうなるのか。低迷が続く今期。まさに正念場をどう乗り越えるのか注目。#NetGalleyJP2019/07/09
けむりの猿c((•ω•))ɔ
0
カープというチームは好きだが、運営する球団は嫌い。私も近いスタンスだが球団の数々の失態をあげつらうだけの本書はただただ不快。衣笠祥雄さんと星野仙一さんの死を献花台、逝去コメント、グッズの販売等を表にして比較し、さも運営が礼を失する対応をしたかのような書き方。亡くなられた日の試合では「喪章、半旗等は遠慮して欲しい」という意向がご遺族から伝えられていた。その意向に従った球団を弔意を示さなかった。と批判している。事実もあるが、松田元を嫌うあまり憶測でものを言ってそれに腹を立てている。独りよがりな老人の戯言。2021/01/28
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