ズレてる、私!?―平成最終通信

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ズレてる、私!?―平成最終通信

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620325606
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

毎年恒例!この道30余年の目利きが推す、昭和の名作映画から最新芸能ネタまで、娯楽情報たっぷりで平成最後の1年を総ざらい。

中野翠[ナカノミドリ]
著・文・その他

内容説明

聡太君の強心臓、快男児・大谷、栃ノ心「怪力勝負」、奇跡の羽生、黒澤の閃き、恨みます築地移転、喫茶店病、美智子様の“積ん読”…時代を越えて語り継ぎたい映画・美術・本…娯楽バナシ満載で平成最後の一年を総ざらい!世俗観察コラム集(自筆イラスト&自作句付き)。

目次

もはや志ん生?
美術の秋!?
哀愁コンビ
HALの反乱
夜の獣たち
自殺サイト
やっぱりロマン
ハリウッド・バビロン
ユダヤ・ジョーク
神保町にて
ジャニーズ半世紀〔ほか〕

著者等紹介

中野翠[ナカノミドリ]
早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社勤務などを経て文筆業に。1985年より『サンデー毎日』誌上で連載コラムの執筆を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

47
森茉莉さんへの道に突き進む著者。ズレてるな、と思うところも、また、そのズレ具合が正論のところも。他の読友さんもご指摘のように、あんなのは家族じゃない、寄り合いだ、という物質過多の、映画、万引き家族の批評が秀逸。誉めるばっかりじゃねぇ。(笑)2019/02/10

おかむら

33
サンデー毎日連載のコラム書籍化。これで去年(2018年)を振り返って忘却具合を確かめるのが毎年の恒例。あと中野さんオススメ映画のチェック。今回はいつもより映画ネタが少ないような…。「アイトーニャ」「レディバード」「ビックシック」「ラッキー」「ノクターナルアニマルズ」が観たいやつ。どれも近所のMOVIXでは上映してくれなかったなー。BSプレミアムシネマ待ちだなー。2019/02/05

いろは

17
「変わってるね。」と、たまに言われる私。このタイトルにピンと来るものがあって手に取ってみた。平成最後の一年として、2017年10月から2018年10月までを、映画、美術、本、ニュース、オリンピック、相撲等、様々な話題を振り返る作品で、私はエッセイのような感覚で読んでいたのだか、さすが、物書き。ものの見方や考え方がやっぱり違うと感じる。どんな話題でも言葉にできる事に感心する。私も読書、映画、美術、音楽を趣味としているけれども、まだまだ到らない。いつかは作品にもしてみたいし、もっと深く話せるようにもなりたい。2019/04/02

こかち

12
全部の意見に賛成ではないし、どうなのかなぁ、その書き方は…と思う点もありますが、それも含めて好きです。著者の好きなことを自由にやって、好奇心があって、でも仕事して、という姿から「結構歳とっても楽しく生きていけるな!」という勇気をもらう。このシリーズは映画ガイドとしても参考になる。今回はほぼ誰もが誉める「万引き家族」への意見が新鮮だった。2019/02/03

tetsubun1000mg

11
サンデー毎日誌で30年続いているエッセイだそうです。 この筆者の本は2冊目ですが、普通の人の見かたと違って自分自身の目でしっかりと見て好き嫌い、良い、気に入らないかを判断しているように思います。 ブレがないので、安心して最後まで読んでいける。 ちょっと変わった性格のようですが、相撲観戦仲間が坪内祐三さんと、南伸坊さんらしいので嫌な性格ではなくサッパリした方なのではと、勝手に想像してしまいます。 映画評論で50年代の映画や俳優が出てくるので分かりずらいが、アイボを買ってしまって可愛がる所は面白いです。2019/01/29

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