リーマン・ショック―元財務官の回想録

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リーマン・ショック―元財務官の回想録

  • 篠原 尚之【著】
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  • 毎日新聞出版(2018/02発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620325019
  • NDC分類 338.253
  • Cコード C0033

出版社内容情報

リーマン・ショックの発生時、財務官を務め、事後処理をIMF副専務理事として担当した篠原尚之・東京大学教授の回想録。100年に1度の金融危機といわれ、多くの金融機関や企業が倒産したリーマン・ショックが発生してから、2018年9月でちょうど10年になる。                                                                           本書は、リーマン・ショック発生当時、財務省で国際関係を統括する事務次官級ポストの財務官(07年10月?09年7月)を務め、事後処理をIMF副専務理事として担当した篠原尚之・東京大学教授の回想録である。リーマン・ショックでは、三菱UFJが米証券大手のモルガンスタンレーに出資するなど、日本は火消し役の立場でもあったが、篠原氏は、当局担当者として交渉にかかわっている。世界規模の金融危機のど真ん中で、如何に各国政府と協調し、対応したのか、当事者が、その全てを語る。株価が上昇し、バブルが懸念される今こそリーマン・ショックの教訓から学ぶべきことは多い。                                        

篠原尚之[シノハラナオユキ]
著・文・その他

内容説明

世界を震撼させたリーマン・ブラザーズ破綻から10年「100年に1度の金融危機」から学ぶべき教訓とは…。財務省で国際関係を統活する責任者であった著者が、如何に各国政府と協調し、世界規模の金融危機に対応したのか、主に為替政策を中心にその実体験を明かす。

目次

第1章 リーマン・ショックと為替政策(リーマン・ショック前後の為替政策(概観)
パリバ・ショックとサブプライム問題 ほか)
第2章 G20首脳プロセスと日本の貢献(第1回G20首脳会合(ワシントン)(2008年11月15日)
IMFへの1000億ドルの融資枠供与 ほか)
第3章 リーマン・ショック後の日本のアジア支援(韓国との協力;インドネシアとの協力 ほか)
第4章 東アジアの金融協力の行方―チェンマイ・イニシアティブのマルチ化を巡る交渉を中心に(CMIマルチ化を巡る日中間交渉の最終局面;CMI前夜―アジア通貨基金(AMF)構想 ほか)
第5章 リーマン後の国際金融政策の動き(IMFで働いて;欧州債務危機の特色 ほか)

著者等紹介

篠原尚之[シノハラナオユキ]
東京大学政策ビジョン研究センター教授。元財務省財務官、前国際通貨基金(IMF)副専務理事。1953年山梨県生まれ。1975年東京大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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スプリント

8
リーマンショックの前後で国際金融の施策に日本がどのような関わりを持っていたのかがわかり面白かったです。IMFの運営についても書かれており勉強になりました。2019/02/24

Great Eagle

1
財務官がどのように国際会議に臨み何を議論しているかを垣間見れる本です。ただし、内容が硬いので多少疲れます。もっとエキサイティングな場面も多かっただろうに、淡々と事実を積み上げた内容です。2018/09/09

よしたけ

1
元財務官、IMF副専務理事による回顧録(2007/8パリバショック:120円超円安→2011夏以降の70円台超円高の過度期)。G7声明準備での各国のせめぎあいが粒さに描かれており、他国に対しファンダメンタルから見た円の為替水準を冷静に説明し、安易な声明発表にならないよう注意を払うエピソードが印象的。他国は翻訳声明を出さない一方、日本は翻訳作業のため会議中の外部との連絡に腐心する葛藤など、リアルな描写も。政府高官が国際連携に粉骨砕身している様を感じることができ読み応えあり。コメント欄にはその他エピソードを。2018/05/30

Masayuki Shimura

1
【対岸から此岸への大波】国内的な政策決定はもちろんのこと,平時から危機に至る間,どのように国際的な政策のすり合わせや協調がなされていたかを知る上で非常に有意義な作品。報道ではなかなか知ることができない駆け引きの様子を堪能させてもらいました。若干の予備知識は必要になりますが,貴重な一次証言としてもオススメの作品です。2018/05/21

Teruhiro Komatsu

1
支店の売上を集計していて、あまりの激減ぶりに計算機が壊れとるんちゃうか、と冷汗をかいてから早10年。以下引用【バブルは生まれいずれ崩壊するというプロセスは、今後も繰り返される。バブルの発生を止めるためには、極めて厳格な規制の網を経済に広くかけていく必要があるが、それでは経済の活力は奪われる。大切なのは、バブルの発生・崩壊のプロセスが、コアな金融システムを脅かし、経済に過度の長期的負担をかけないことである。リーマン・ショックは、この意味で悪い先例である。未然に防ぐために何をなすべきか、いまだ明快な解はない】2018/05/18

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