出版社内容情報
天才的な巻き込まれ力を持つ著者。「ピンチはピンチ」「血便が出た!」など、トホホな日々をコミカルに綴った著者会心の最新エッセイ!
内容説明
泣きながらゆけ、笑いながらゆけ、人生って愛なんだ!思いがけない事態に巻き込まれながら、もがきまくる“爆笑”エッセイ。
目次
ピンチはピンチ
メリクリメモリアル
ああ、画家修行の旅!パリ・ロンドン編
血便が出た☆がーん編
血便が出た☆もじもじ編
熊の撃退法
読書が苦手
読書再開のワケ
100均ブギ
気まずい貸し切り〔ほか〕
著者等紹介
大宮エリー[オオミヤエリー]
作家/脚本家/映画監督/演出家/CMディレクター/CMプランナー/画家。1975年大阪生まれ。広告代理店勤務を経て2006年に独立。映画「海でのはなし。」で映画監督デビュー。以後、ボーダレスに活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
100
これまでのエリーさんのエッセイの中で比べると爆笑とまではいかなかったかも。それは危ないよ!と心配になる話題も結構ありました。今回は昨年世間を騒がせた騒動に巻き込まれたせいもあるのかな、テンション低めな感じがしました。画家として新しい分野で活躍されているエリーさんの様々な体験を知ると、面白い人、すごい学歴と才能に溢れた人というイメージから、普通に女性として同じように悩み苦しんでいたり。さらに親しみが湧いてきますね。久高島のイメージの青い絵を検索して見たら素晴らしかった。「まつりさんへ捧ぐ」の回、大共感です。2018/02/24
風眠
69
東京に行くたびに必ず訪れている店がある。南青山のBody&Soulというジャズバーの名店。その日はTOKUのライブだった。ライブも終わりかけ、ふらっと店に入ってきた一人のおじさん。ママがお席にどうぞと言っても、いいのいいの、って隅っこに立って煙草をふかしてた。アンコールでTOKUが「かっまやつ、さ〜ん」と呼んで初めて私は「ムッシュかっ!」と驚いた。ムッシュが飛び入りで歌ったルート66、痺れるほどにイカしてた。『ムッシュに捧ぐ』を読んで、あの歌が私の心に立ち現れた。あの時のステージ、今でも夢のように思える。2019/02/10
野のこ
60
面白かった!ほんと「なんでこうなるのッ⁉︎」でした。エリーさんにいろんなハプニングが次から次えと…。ほんといろいろと(笑)ピンチはピンチって書いてあるけど、毎度 見事なさばきで、すごかったです!金色のジャンパーに運命の分かれ道を感じ、ムッシューさんがノリノリの方とは知りませんでした。お祓いでは、まさかの1人!巫女さんの『マジかよ』の心の声に苦笑。また酔って帰宅したら記憶がないままにカレーを作るんですって!そんなことってあるの?とドタバタ。他のも読んでみたいし、スピリチャルなエリーさんの絵も観てみたいです。2018/01/27
Kei
35
下世話な話しですが、今夏の騒動に名前があがって巻き込まれた際、ないない、って思いましたが。結婚相手があれだから、それから、妙な魅力で、もしかしたら?と読ませるのが、おもしろいところ。(笑)かまやつムッシュー追悼と電通過労死の章が秀逸。2018/02/21
おいしゃん
33
酒の失敗など自虐ばかりの前作から少しテイスト変わって、真面目な話からグッと来る話など変化が多くて良かった。2020/03/15