AI時代の憲法論―人工知能に人権はあるか

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AI時代の憲法論―人工知能に人権はあるか

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620324661
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

AIは目的達成のために手段を選ばない。常識や倫理を無視する「新たな知性」とのつきあい方を憲法、外交・宗教、AIの泰斗が論じ合う。

木村草太[キムラソウタ]
著・文・その他

佐藤 優[サトウマサル]
著・文・その他

山川 宏[ヤマカワヒロシ]
著・文・その他

内容説明

「新たな知性」とどうつきあうか。憲法学者、元外交官の作家、そしてAI研究者が熱論を交わす。

目次

第1部 AIはトランプを選ぶのか―民主主義と憲法の未来像(AIは人間の生命をいかに判断するのか;トランプはAIである;人類はAIをコントロールできるか;AIの尊厳とは何か)
第2部 AIに倫理は必要か(進化するトランプ2・0と日本の政治;自律型AIに人を殺す権利を与えるべきか;AI技術は宗教と倫理を超えられるか)

著者等紹介

木村草太[キムラソウタ]
首都大学東京教授(憲法学)。1980年生まれ。神奈川県出身。東京大法学部卒。立憲主義を重視する立場から、各種メディアで積極的に発言を続ける。将棋の愛好家としても知られる

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。東京都出身。同志社大大学院神学研究科修了。1985年外務省入省。1988~1995年モスクワの日本大使館に勤務。本省で主任分析官。鈴木宗男氏を巡る事件で執行猶予付有罪判決を受け、2009年に失職。2013年に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞、『自壊する帝国』(新潮社)で大宅壮一ノンフィクション賞を受けた

山川宏[ヤマカワヒロシ]
ドワンゴ人工知能研究所所長。1965年生まれ。埼玉県出身。東京大大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了。1992年富士通研究所入所。2014年から現職。人工知能学会理事。人間の脳に近い汎用AI(人工知能)の構築を目指すNPO法人「全脳アーキテクチャ・イニシアティブ」代表。専門は人工知能で、認知アーキテクチャ、概念獲得、意見集約技術に詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hk

21
2017年初頭に行われたシンポジウムの内容をもとに書籍化したもの。折しもトランプ政権が産声を上げたばかりであり、トランプ現象と足元のAIブームの共通項を補助線にして討論は進む。その共通項とは「トランプもAIも倫理的ではないが合理的。どちらも目的さえ与えてやれば、もっとも合理的な方法を選択する」というもの。例えばトランプであれば、集票の最大化という命題に沿うよう合理的だが倫理からは逸脱したやり方を選択したとしている。全体的に論点が上滑りしており、各論において雑学を得るのにはいいが総論で何かを得るのは困難だ。2019/05/01

なななな

15
AIとトランプと宗教など、多面的な議論が読める大変勉強になる本でした。しかも、この本の議論は難しいだけに、未来に向けて、ちゃんと早くからみんなで研究し、議論しなければいけない問題だと感じました。2019/07/31

7
読み慣れない分野なので読了まで時間がかかった。5割も理解できなかったかもしれない。 印象に残ったのは、「宗教的にも、法学的にも、『知性を示す』というだけで、AIを人間と同じように扱うことは危険です。佐藤さんが指摘するように、人間が特別なのは『知性があるから』ではありません。知性を権利主体の基準とする考え方では、知性による差別が正当化されてしまうからです。」と木村氏が最後にまとめた部分。具体的には277ページ〜のやり取り部分。 分野が異なる三者のやりとりに対して、最後に総括がありわかりやすかった。2020/06/23

GASHOW

7
木村さんはタイトルずばりAIを語りたいが、元外務省の佐藤優さんは宗教に詳しいのでそちらの切り口が語っている。むしろ人権には宗教観がベースとなっているから奥深かった。2019/05/06

templecity

7
AIが決定的に発展したのは何層にも重ねられた論理構造によるディープラーニングによるもの。猫を識別するようになったのは良く知られるエピソード。ディープラーニングは、統計的にそであろうという判断層を何層にも重ねて判断する。AIは憲法で権利を保障されるのか。 2019/01/30

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