出版社内容情報
乳がん患者は急増している。どんな治療法を選べばよいか。乳がんサバイバーを中心とした記者たちが現場から報告する。
内容説明
迷わない、あきらめない。病院選び、治療法の見極め方、医師との付き合い方…サバイバーを中心とした記者たちが真摯に迫る。
目次
第1章 乳がんステージ4と生きる―一記者の8年の記録(告知からの1年;復帰後の日々)
第2章 迷える患者たち(「治療拒否」同意書を渡された;心に寄り添ってもらえない ほか)
第3章 患者力をつける(告知をどう乗り越えるか;支え、支えられる ほか)
第4章 人生の舞台から降りない(告知されても辞めない;自分らしく次のステージへ ほか)
第5章 自分らしく生きる(胸がなくなるということ;打ち明けられない性の悩み ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yunico
2
乳がんになったばかりの人でもわかりやすい解説もあり、参考になるサイトの紹介などもありがたい。2018/07/23
Sosseki
1
著者の場合、腰痛が最初の症状だったという。しこりを感じた時には、骨が首まで溶けている!とは。乳癌でそんな症状があるとは思わなかった。そんな症状なのに、執筆時の8年後も仕事をしていた(2021年、15年後に亡くなったらしい)。がんが治る病気になりつつあることも感じる。心無い言葉をかける医師も忙しいということは予め心にとめておくことが必要なのだろう。二人に一人は癌になる時代。自分が免れる可能性は高くない。2023/07/22