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出版社内容情報
日本が一番輝きテレビが面白かったあの時代は「過去」ではなく「現在」の始まりだったのか。当代随一の論客たちによるクロニクル。
内容説明
喧噪と狂騒の時代を読み解く。戦争も、革命も、事件もドラマもテレビの中にすべてがあった。当代随一の論客たちによるクロニクル。
目次
第1部 70年代―70年代から見えてくるもの(70~71年日本の青年期のはじまり;72~73年戦後日本のモデルチェンジ;74~75年見えない出口;76~77年次なる位相へ;78~79年現在に繋がる大転換へ)
第2部 80年代―80年代から見えてくるもの(80~81年予定調和のゆらぎ;82~83年砂の上の爪先立ち;84~85年「安全」でも「適切」でもないこの世界;86~87年「豊かさ」の向こうには;88~89年その時、世界が動いた・昭和から平成へ)
著者等紹介
市川哲夫[イチカワテツオ]
1949年埼玉県生まれ。74年東京放送(現TBSテレビ)入社。数多くのドラマを手がける。04年~07年日本映画テレビプロデューサー協会常務理事(エランドール賞委員長)。2007年、TBS「調査情報」編集長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
59
昭和が終焉した日、日本中が喪失感を共有した。国民が一丸となり事を成し遂げた、最初で最後の時代になるのかもしれないと私は思っている。テレビに齧りつき憤り、共感し、共鳴した事が両手で数えきれない程ある。小さな胸に収まりきらなかった昭和の熱量は、今も時々思い出したように発火する。政治、経済、事件事故、芸能。記者や当事者が目撃したその瞬間を、陽炎のごとく模写する。田原総一朗氏は本書を、時代を考える手がかりとなるだろうと推薦。昭和の論客が集う、ドラマティックで濃厚な時を過した。2015/10/31
スプリント
9
70年代から80年代にかけて世論形勢にテレビが絶大な影響力を持っていた時代に起きた出来事について非常に多彩な執筆陣が書き綴っています。2015/10/24
marino
0
ニートなんてほとんどいなかった。みんな一生懸命はたらいてた。 幸せだった。 君は残りカスみたいじゃないか、令和の若者。 といわれた気がした。2022/03/13
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