内容説明
よく考えるけど、考えすぎない。ナマコ流単細胞思考の逆襲。
目次
1 祭りはなるべくナゾがいい(謎のドロメ祭;爪切りハイジャッカー ほか)
2 手のひら探検隊(単細胞の研究;フィヨルドの北極海を行く ほか)
3 くたびれの時代(六月の疲労とカタルシス;拡声器国家、日本 ほか)
4 あらしの夜もいいもんだ(蚊のフリカケも悪くない;夏の盛りの暑い日に ほか)
5 飲んではいけないモノ(胃カメラを飲んできた;火星のロビンソン ほか)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年東京生まれ。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
donboo
17
椎名さんの雑文的なエッセイは面白い。世界中を旅したサバイバル的なアウトドアライフなど読む度に自分の知らない世界を垣間見れ世界観が広がる感じがする。アイスランドの紹介は興味深い。世界で一番幸せな国。消費税25%のこの国は殆どの公共サービスが無料、大学までもが。海外で医療サービスを受けても国家が返還。消費税10%で使処不明瞭の日本は世界観を持った人から見ればどこか不思議に見えるのだろう。井の中の蛙ではいられない。2016/02/14
takeapple
14
ナマコシリーズの既刊本ではこれがラスト、早いところ続編を出してくれないかなあ。もう連載が終わってしばらく経つから出ないのかなあ。面白いのになあ。色々椎名さんのシリーズが終わっていくのは寂しいなあ。2018/06/29
ふじかれー
14
ちょっと一週間ばかり、ドタバタハラハラの日々が続いたので、久しぶりの読書。軽くわらけるものをと、大好きな椎名さんのエッセイ。他の本で読んだエピソードが出てくるので懐かしくなる。スタバで読んでいたので、ニヤニヤ変な顔。気にしない。明日からもう一度がんばろー。そんな勇気をもらえました。2017/06/06
りょうけん
7
☆☆☆☆4つ シーナ兄い。ちょうど時期を同じくしてナショナルジオグラフィック社から「アイスランド」についての著書がでるみたいです。 この@「なまこ10」にもアイスランドについてわ克明に書かれている。 わたしもイギリスまでは何度も行ったことあるが、その先に有るアイスランドと更にグリーンランドというのがどこにどういう具合にあるのかは興味がなかったせいもあるけどサッパリ分からなかった。 今回あらためてGoogle地図でみて思ったこと。 なんだアイスランドの方がイギリスのそばにあるのね(^_^;)。 2015/04/13
犀門
5
#084★★★☆☆ナマコも10冊目になったか。時々語られる3人の孫の成長が楽しみ。2015/04/22