内容説明
日本を代表するアナウンサーが、自分史を振り返りつつ語る伝える技術と日本語の力。
目次
第1章 日本語で伝える技術(アナウンサー冬の時代;放送記者の登場;口語体文章の音声化;書き言葉と雑談の間;話し言葉の三原則 ほか)
第2章 私の朗読術(作者との対話;意味の魂で読む;なりきらない;声のよしあしは無関係;リズムが大切 ほか)
第3章 テレビとともに生きて(テレビのすごさを実感;台風中継への違和感;新人時代の失敗;沢村貞子さんがインタビュー第一回 ほか)
第4章 現代日本語論(あえて小言幸兵衛になって;おかしな曖昧表現;より婉曲に、より曖昧に;自己保身の言葉;奇妙なへりくだり ほか)
第5章 放送と日本語の歴史(現代日本語の成り立ち;標準語とNHKアナウンサー;放送局の誕生;女子アナ第一号は心中していた ほか)
著者等紹介
松平定知[マツダイラサダトモ]
1944年東京生まれ。元NHKアナウンサー。京都造形芸術大学教授。國學院大學客員教授。1969年、早稲田大学卒業後NHK入局。NHK高知放送局勤務を経て、1974年よりNHK東京アナウンス室勤務。「連想ゲーム」などの司会を経て、朝と夜のテレビニュース、「その時歴史が動いた」キャスター、その他多くのNHKスペシャルを担当。2007年にNHKを定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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