内容説明
宇宙の謎に人類はどのように挑んできたか。これから何が解明されていくのか。わたしたちが宇宙に行ける日は―“宇宙教育の父”による、宇宙一わかりやすい宇宙読本。
目次
1時間目 ロケットに託す夢
2時間目 宇宙探査の歴史―人物・動物伝
3時間目 宇宙飛行士のくらしと国際宇宙ステーション
4時間目 わたしたちの地球、太陽と月
5時間目 天体をめぐる―活躍する探査機たち
6時間目 日本がほこる宇宙への挑戦
課外授業 見果てぬ宇宙、深まる謎
ホームルーム 宇宙の胎動
著者等紹介
的川泰宣[マトガワヤスノリ]
1942年(昭和17年)、広島県呉市生まれ。東京大学工学部卒業。東京大学宇宙航空研究所を経て現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授。NPO法人「KU‐MA子ども・宇宙・未来の会」会長。YAC副本部長。長らく日本の宇宙開発の最前線で活躍してきた宇宙博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さち
22
宇宙の旅終了!宇宙飛行士達の裏話、探査機やロケットの開発のドラマ、少しずつ解明されつつある銀河系、太陽系の謎…先生ご自身がわくわく、ドキドキしながら語る熱量が伝わります!コンパクトなエピソードにまとめられ読みやすいなあと思ったら小学生新聞連載でした。私のような文系でも分かりやすい。10年前執筆なので、「冥王星の衛星発見、命名はケルベロスなんてどうだろう」でおわっており、調べてみるとその通りだったり!執筆当時の研究中と現在の比較なんかもおもしろかった。日々宇宙ニュースは動いてるのねぇ。 2020/04/15
森博嗣作品が好き
2
宇宙について色々な角度から教えてくれる教科書的な本。 カラー写真が掲載されていないのが残念。 文章は解り易かったです。2012/06/02
おれはひろし
0
なんかワクワクした!2016/05/11
sakajin
0
娘から借りて拝読。 宇宙のスケールと比べると、僕らは小さいなぁと感じるけど、 広大な宇宙に果敢に挑戦を続ける人たちの英知とチャレンジ精神は偉大。 『アナハイム』『フォン・ブラウン』『軌道エレベータ』など、ガンダム好きのおじさんにはニヤリとくる単語も多々。 2013/08/30
kiho
0
宇宙に挑んだ飛行士たちの歴史がとても興味深い☆どの国にも宇宙への大きな想いと、宇宙開発に夢を持つ人物が次々現れ、それが今に続いている…見果てぬ世界の大きさ、折しも今日、星出宇宙飛行士が帰還したこともタイムリー☆2012/11/19