ビルマからの手紙―1995~1996 (増補復刻版)

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620321226
  • NDC分類 302.238
  • Cコード C0095

内容説明

われわれが求めているのは、わが国民が法の支配のもとで平穏に暮らすのを許されるべきであるということだけである。果たしてそれは、とてつもなく不当な要求だろうか。逆境のなかで日本の読者に届けられたスーチーさんの肉声。1996年度日本新聞協会賞受賞。

目次

ターマニャ山への道
ターマニャ山にて
孔雀と竜
篭の外の若い鳥
朝食の憂鬱
ラングーンのクリスマス
新年の覚書
独立記念日のアニェイン
経済政策覚書
月と季節〔ほか〕

著者等紹介

土佐桂子[トサケイコ]
1957年生まれ。大阪外国語大学ビルマ語科卒業。同大学院修士課程、総合研究大学院大学(国立民族学博物館付属)博士課程修了。82~84年、文部省学生としてビルマに留学。神戸大学国際文化学部助教授、東京外国語大学外国語学部教授を経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授

永井浩[ナガイヒロシ]
1941年生まれ。東京外国語大学ロシア語科卒業後、毎日新聞記者として外信部、バンコク特派員、編集委員などを歴任。現在、神田外語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mytopgun

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1995年11月から96年1月までに、毎日新聞に連載されたアウンサンスーチー女史の手記。内容は政治的弾圧の話からビルマの庶民の食事風景まで多岐にわたるが、背景についての知識のない(私のような)人にも簡単に読めるよう工夫されている。深い知性としなやかなユーモアは同居しやすいものなのだと改めて確信する文章。「逆境のぎらぎらした光は、人間性の虹のように多彩な色合いをすべてあらわにし、人々、とりわけ友人と称するものたちの本当の色彩を引きだす。」2012/10/14

OMO

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面白さ:△   興味:◎   読みやすさ:〇   新鮮さ:△   文学的云々:×2019/02/18

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