もう一度食べたい―いまも食べられる昭和の味

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784620320816
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

「子供のころ奪い合って食べた」「忘れられないあの味、あの香り」「年老いた母にも食べさせてあげたい」「死ぬまでにもう一度食べたい!」印度りんご、サツマイモの太白、マクワウリ…あの頃の果物・野菜・菓子等を全国に訪ね歩いたニッポンの味探訪記。「昭和の味」カラーカタログ67品、一挙公開。

目次

果物編(印度りんご;マクワウリ ほか)
野菜・芋・穀類編(太白;練馬大根 ほか)
お菓子・飲料・パン編(あんこ玉;粟おこし ほか)
魚介類・加工品・その他編(オバイケ;ヤサラ ほか)

著者等紹介

津武欣也[ツブキンヤ]
1946年、広島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。毎日新聞神戸支局、千葉支局次長、地方部(東京)次長、特別報道部長、生活家庭部長などを経て現在、明治大学政治経済学部特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よこたん

40
「マクワウリ、印度りんごに続く『懐かしの食材』を追ってみませんか」 街角から、店頭から、産地の畑から、姿を消した食べ物たちに、もう一度出合いたい。一口なりとも食べさせてやりたい人がいる。人の数だけ、様々な思い出の食べ物があるのだな。新聞で募り、読者からの便りをもとに取材し「あの味」にたどり着こうとする真摯な姿と、依頼主との交流も良い。67点の写真と文に心が躍りっぱなしだった。りんごや梨、柿などの品種改良が進み、作りやすさと甘さを重視する陰に消えていった、国光、長十郎、御所柿…。菱の実とポポー食べてみたい。2017/07/10

本夜見

9
確かに、幼い頃の記憶にある果物が 品種改良によって より甘くより食べやすい物にとって変わって…お店で見なくなった物がたくさん。プリンスメロンやらキャンベルなんか最近売ってないもんなぁ。他にも馴染みのあったお菓子 ジュース等々…時代の風潮に合わない物が廃れて 幻の食べ物になっちゃうんだなぁ…と懐かしさの中に寂しさを感じました。 2012/09/23

たらこりっぷ

4
私の中では味の記憶は特に鮮やかに残っています。どんな場所で、どんな風に食べたのか、その状況も記憶に残っています。懐かしい味に出会うと、タイムマシンの扉が開いたかのようです。だからこそ、もう一度食べたいと願うのです。自分にとっての懐かしい味もあり、全く知らないので食べてみたい味もあり、楽しい一冊です。2011/10/26

ゆいの

3
ふわー!とてもいいです!!私も食べてみたい!!!特に「ケンポナシ」!某小説に出てきた枝の形の梨の実!空想上の食べ物だと思っていましたが実在したなんて…!すごく興奮してますw是非食べたい^0^!本書で取り上げられた懐かしの食べ物も、今は高齢化農業や生産性の問題によりほとんど生産されていない「幻の食材」。本書であげられていた希少種の国の援助金の支給が現実になれば良いと思います。2011/12/08

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