内容説明
首相候補ナンバーワンだった男の悲劇、ホームレスハウスをつくった元ヤクザ…有名無名を問わず50の人生に鮮烈なスポットライトを照らすノンフィクション版“人生劇場”。
目次
鳩山一族のマザコンぶりの祖・鳩山春子
戦後最大の“政治投資家”石橋正二郎
鳩山一族とブリヂストンの関係
読売新聞争議の人物群像
反骨のジャーナリスト・鈴木東民と正力
読売争議―鈴木東民、委員長就任
読売の天一坊・武藤三徳の暗躍
もし鈴木東民が読売株を取得していれば
GHQに翻弄された鈴木東民
モズク養殖を営む元超武闘派ヤクザ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honey
4
有名無名を問わず、40人以上の人間模様を駆け足でたどった一冊。鳩山一郎の母・ダイソーの創業者・元ヤクザのもずく養殖業者などのお話、50話。 軽く読めて、雑学程度の知識が得られるお得な本。 ただ、週刊誌の連載という特性上、駆け足すぎる感じがした。もう少し、突っ込んで知りたい興味ある人がたくさんいた。前に違うところで読んだ話もたくさんあった。2011/09/26
Hiroki Nishizumi
3
興味深い人物がテンコ盛り。特に新屋秀雄、真喜屋優、喜屋武幸雄、竹野一郎など沖縄系の人物はもう少しあたりたい。世の中単純じゃないね。2020/04/02
tecchan
1
サンデ-毎日2010〜2011連載。個性的な、そして、忘れられたような人物の物語。どの人も、一癖ありながら、印象的だった。著者は、晩年批判されることもあったが、好きなノンフィクション作家だった。2023/07/22
都人
0
氏が週刊誌に連載したエッセイ集。「細木数子」が面白かった。2011/08/03
つちのこ
0
図書館本。2012.11.21読了2012/11/21