内容説明
危機の政治を解読する。理念も実行力もない政治家、緊迫する内外情勢、圧倒的な政治不信…かつてない国難を、戦後政治を知り尽くした眼があぶり出す。
目次
第1章 非常事態下の政治論(現在の非常事態と、敗戦後の原風景;政治が迷走する悲劇 ほか)
第2章 「危機」を解読する(総理大臣の条件;菅直人と松方正義 ほか)
第3章 政治家の責任(日米新時代への「手探り」;風雲児・亀井の「大逆襲」 ほか)
第4章 漂流する政治、その深層(「世論」と「見識」;鳩山の「米軍有事駐留論」 ほか)
第5章 この国この時代(「国民目線」、こんどは民主党の番だよ;安来市で食した「お弁当」の味 ほか)
著者等紹介
岩見隆夫[イワミタカオ]
1935年、中国・大連生まれ。47年、山口県に引き揚げ、中学、高校を卒業。58年、京都大学法学部を卒業後、毎日新聞社入社。政治部副部長、サンデー毎日編集長、編集委員室長、編集局次長、編集局顧問、特別顧問などを経て、2007年3月退社。現在、毎日新聞客員編集委員、政治ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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