内容説明
家族と一緒でも。ひとりでも。食卓をまんなかに、日々をくりまわす。大事なのは、心を寄せること…。
目次
まんなかに食卓(台所ものがたり;ともかく簡素に ほか)
日々の厨仕事(イワシ、いわし、鰯;ひとつ覚え料理 ほか)
暮らしの景色(香りに惹かれて;商店の魅力 ほか)
わたしをみつける(「くすっ」;パジャマでごはん? ほか)
山本ふみこ式毎日を明るくする50のヒント
著者等紹介
山本ふみこ[ヤマモトフミコ]
1958年、北海道生まれ。随筆家。出版社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
58
厨仕事、いいですね。器に対する考え方とかも参考にしたいと思いました。2015/08/29
がいむ
30
どんなに忙しくてもクタクタでも台所に駆け込んで子どもたちにおいしいご飯を!という山本さんのエッセイは、自分の子育て期とも重なっていたので、時に活を入れてもらい、時にそうそう!と共感できた本。(「元気がでる美味しいごはん」)それ以来、ときどき他の本も手に取るけど、やはり月日がたつと人間丸くなり、余裕も出てくるなあ~(新聞連載だからかな)もうあのころのお子さんたちは成人しているんですよね。でも相変わらずメニューはおいしそう!『弁当作りに「おめでとう」』『食堂のおばさんになる』こういうところに共感。2012/09/13
さなごん
20
読んだ気もしつつ。新聞に連載されていたので1つの記事がまとまってて読みやすい。おもしろがれるって大事だなあ2016/05/25
りえこ
17
よそのお家の生活に興味があるので、楽しく読みました。2014/11/01
織町
15
“自分がさせてもらっているすべてのことを、無心につとめる。それに尽きる、と思った。もちろん職業のことばかりではない。たとえば、厨仕事も然り。決して巧みではないが、厨仕事を好きだ、と思う、つくづくと。”厨仕事エッセイ。レシピはそれほど載っていないけど、ハッとさせられること多し。ここ最近は食卓でティッシュを台拭きがわりにしていたので少し反省。母ではなく支配人としてメモを残したり、夕飯をフルコース形式にして子供たちを楽しませたり、一人ごはんのときもお手紙を添えたり心遣いの細やかなこと。食事は楽しいのがいいね。2017/09/22