内容説明
「ちょっとそこまで」は発見の旅。暮らしの妙案から人生の歩き方まで、『思考の整理学』の著者が綴る味わい深い熟成エッセー。
目次
ほめる力
晴天の友
緑の想い
世の中の輪郭
惰性と思考
偽物と美
見なくても見える
一日を二日に
仕事は食前
ここに原稿を置くな〔ほか〕
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集長、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学大学院教授を歴任。現在、お茶の水女子大学名誉教授。専門の英文学をはじめ、言語学、修辞学、教育論など広範囲にわたり独創的な仕事を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シナモン
105
図書館本。「思考の整理学」の外山滋比古さんのエッセイ集。何気ない日常の一コマが上質なことばで綴られていて、丁寧に生活されてるんだなぁいう印象を持ちました。歳を重ねて変化していく味覚に対し、受け入れつつも興味を持ったものにはこだわりなくチャレンジする頭の柔らかさを見習いたい。でも基本はやっぱり空腹感、かな?私も良く噛んで食べよう。名古屋駅で落とした切符が奇跡的に戻った「偶然」のお話が爽やかでした。2019/11/09
凡人太郎
23
外山さんの思いのままに執筆した持論集。言葉遣いなどはさすが外山さんと思いました。2015/04/05
ときどきぷろぐらま。
5
非常に楽しく面白いエッセイ。短いセンテンスの中に、たくさんのことが詰まっています。文章はとても軽妙で読みやすいです。こういう文章が書けるようになるといいなぁ・・・2010/11/29
hideboo
2
ずいぶん前のエッセイをまとめた作品ですが、内容そのものには古さは全く感じません。それだけ外山さんの思考が、歳を取っても何ら変わっていないことの証明になるのでしょうね。2010/06/12
流之助
1
文章の運びが良いなぁと感じたエッセイです。 美味しそうなものを見て、「口がぬれてくる」と表現するところが好き。 古き良き時代というものが、ほんとうにあるようにも思えてきます。 「きずのあるくだもの」という章のタイトルなど、短いフレーズの端々に、この人のセンスがあらわれているんだなぁ、と思いました。2013/04/20