出版社内容情報
ベトナム反戦、全共闘運動、カウンター・カルチャー、そして揺れ続ける国際情勢・・・1968年という現代史の転換点の意味を、多彩な執筆陣が解明する。40年後の新たな激動の時代からの検証。
◇橋爪大三郎×坪内祐三×平沢 剛による特別座談会を収録。
内容説明
ベトナム反戦、全共闘運動、カウンター・カルチャー、そして揺れ続ける国際情勢…1968年という現代史の転換点の意味を、多彩な執筆陣が解明する。40年後の新たな激動の時代からの検証。橋爪大三郎×坪内祐三×平沢剛による特別座談会を収録。
目次
ベトナム戦争
革新自治体
「マイカー」時代
テレビ時代と深夜ラジオ
ASEAN発足
公害
ミニスカートブーム
アングラ演劇
非核三原則
三里塚闘争
転換期の映画
キング牧師暗殺
大学紛争
明治百年
少年マンガの時代
文化大革命
三島由紀夫「楯の会」結成
フォークソングの時代
東大安田講堂攻防戦
ベ平連
特別座談会 歴史の転換点としての一九六八年(橋爪大三郎×坪内祐三×平沢剛)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zikisuzuki
1
5歳の時羽田事件を目撃した事がとても思い出されて1968年が気になって仕方が無かった。そんな時にこの本を見つけて手に取った。各項目の概略説明とインタビューが付いているのだがどちらも内容が薄くて、ああ知ってる分かってると唯それだけだった。もっと項目を絞って突っ込んだ内容が欲しかったが新聞社発行だとこんなモノかも知れない。逆に最後の座談会がまあまあ突っ込んでいるが、うーんと首をひねる部分もあるので個人の認識だとそういう事になるのか。時代を見る事の難しさを実感してしまった。2022/01/30
ヘンリー
1
1969年1月、東大安田講堂が落城した日、オレは小学校5年生で、学校の屋上にあった生徒の落書き用の黒板を占拠して、テレビで見た風景をパノラマ風に描いた。そのとき、共同製作に携わったキタムラ君は、いま歯医者をやってる。2009/12/10
最終バック九番手
1
毎日新聞朝刊「四〇年前ー政治の季節を再考する」2007年4月~2009年3月連載をまとめたもの…国内の出来事を広く網羅できるのは新聞社の強み…新聞連載だったのでそれぞれのインタビューが短いのは残念…巻末の座談会には色々と突っ込みを入れたくなる人が多いはず…発行:2009年6月30日…本体2400円2009/10/07
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