内容説明
現役時代のまま残されていた、たくさんの直筆ネタ帳から、かつて日本中をわかせたおなじみのギャグ、コント400あまりを収録。昭和が生んだ爆笑王初のネタ集がここに誕生。
目次
1 ご存知―昭和四十年代後半の高座より
2 春の詩
3 夏の詩
4 林家三平真打ち披露興行(昭和三十三年)―口上・古今亭志ん生
5 秋の詩
6 冬の詩
7 相撲風景―昭和五十二年の高座より
8 ニュースコント―昭和三十年代~五十年代の時事コント集
9 爆笑王誕生秘話―対談 海老名香葉子×はかま満緒
10 年譜
著者等紹介
林家三平[ハヤシヤサンペイ]
本名、海老名泰一郎。1925年、東京根岸に生まれる。46年、父である7代目林家正蔵に入門。49年、父・正蔵が死去し、4代目月の家圓鏡門下で改めて前座から修行を始める。58年、初代林家三平として真打ち昇進。型破りな芸風と陽気なキャラクターが愛され、いくつものテレビ、ラジオ番組を掛け持ちする国民的スターとなる。前座名である三平の名を一枚看板にまで大きくし、生涯初代林家三平の名を貫いた。79年、脳溢血で倒れ、一時は高座に復帰したが、80年9月20日、永眠。享年54(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
16
初代林家三平が亡くなったのは私が小学2年生の時。かろうじてその風貌や口調、佇まいを記憶している。物真似する人も多かった。この本は三平師匠の小ネタ集に3本の口座を文字起こししたものを掲載。当然古くなっているが、今読んでも面白いものもある。一周回って新しいものもある。秀逸なものもある。三平師匠が言っている所をイメージできぬ人には面白さは半減だろう。巻末の年譜を見ると物凄い売れっ子である。享年54。若い2013/10/20
かず
4
噺家林家三平のショートギャグのカタログ。春、夏、秋、冬の季節の風情を織り交ぜた、ショーワのユーモア。ダジャレあり、考えオチあり。ホンモノのおやじギャグを短期間でマスターしたい方は、ぜひご一読を。2024/10/14
かっぱえびせん袋のおじさん
2
昭和生まれの俺には笑えた(笑)2010/09/27
葛
1
ねぎし三平堂編 毎日新聞社 発行人、大川勇 印刷、中央精版 製本、大口製本 海老名香葉子、はかま満緒、柊達雄、中村健太郎、野中浩之、林家錦平、柳悠美、油井雅和2016/06/27