内容説明
日本人のおよそ2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています―世界一の長寿国は、世界一のがん大国でもあります。ところが、この国民病とも言える“がん”に対する知識や教育は、他の先進国と比べて遅れています。誤解や“ウソ”もまかり通っています。がん医療の最新情報や問題点を図やイラストを用いて分かりやすく解説しました。“ホント”を知るための一冊です。
目次
第1部 がんを知る(日本は世界一のがん大国;成立!がん対策基本法;がん細胞は暴走機関車;がんは一種の生活習慣病―がんの欧米化が進んでいる ほか)
第2部 がんになったら(僕は、がんで死にたい;告知を受けたら;がんの治療は一発勝負―セカンドオピニオンを大切に;情報の見分け方―商売目的かどうか注意;サプリメント類の効果は期待できない ほか)
著者等紹介
中川恵一[ナカガワケイイチ]
東京大学医学部附属病院放射線科准教授/緩和ケア診療部部長。1960年生まれ。1985年東京大学医学部医学科卒業、同年東京大学医学部放射線医学教室入局。1989年スイスPaul Sherrer Institute客員研究員。2002年東京大学医学部附属病院放射線科准教授。2003年東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長(兼任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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