想い事。

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  • サイズ A5判/ページ数 105p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784620318264
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0026

内容説明

ジュゴンの見える丘、普天間基地、平和の礎、ひめゆりの塔、家族、失くし物、歌、仲間、花、明日、野生、生きていけたら、愛、夢…。沖縄の写真と共に送るCoccoの祈り。

目次

Spinning Spring…4月
楽園…5月
6月23日、黙祷…6月
雨が降ったら…7月
藍に深し…8月
花から花へ…9月
明日へ…10月
ひめゆりの風…11月
A Song for You…12月
Human being…1月
愛してる。…2月
夢ものがたり…3月

著者等紹介

Cocco[COCCO]
1977年、沖縄県出身。歌手。97年、シングル「カウントダウン」でメジャーデビュー。4枚のアルバム、11枚のシングルを発表し、人気絶頂の中、2001年突然音楽活動を中止。その後、絵本を発表。音楽以外のフィールドでも大きな反響を呼ぶ。また、毎年8月15日に地元沖縄での「ゴミゼロ大作戦・大実戦」開催など、独自の活動が人々の心を魅了し続ける。06年には、ソロ名義では5年ぶりとなるアルバム「ザンサイアン」を発表。日本武道館をはじめとする全国ツアー開催後、06年8月15日には沖縄での初のワンマンライブ「ゴミゼロ大作戦ワンマンライブスペシャル」も開催された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

171
Coccoの想い事に英訳を添え、南国の写真と栞紐2色が飾る本。紆余曲折の日々に私たちはいつも失って初めて気づく。愛してるだけじゃ届かない世界を。無責任な感情とあまりの無力さに声をあげた。泣く気力を失くした時、名の知られていない花咲く丘に立っていた。蕾は雫のように落ち、瞬きひとつの間に季節は駆け抜ける。旅路で出会う花はどこまでも私を勇気づける。嬉しくて嬉しくて、弾けそうな胸は足を走らせ私は歌う。愛に似て愛し恋により恋し。生きてみよう。どうか届きますように。生きていこう。こんな私にもまた春のにおいは巡り来る。2022/07/12

yuki

17
彩り豊かな野生の花たち、濃淡様々な緑、コンクリート、海…はっきりしているようで儚げなその写真たちは、観光客ではない、表現者としての彼女を映しているよう。そして言葉は、彼女の叫びの歌を聴いているようだった。Coccoさんのことは、ある映画に出演されていて知ったのですが、その佇まいと歌に圧倒的に惹きつけられたのを思い出す。いつか沖縄の地へ行ったなら、こういう沖縄も、探したいな。感じたいな。愛で溢れた一冊。2018/10/21

わをん

10
どうしてCoccoの言葉はこんなにも心に突き刺さるんだろう?あまりにも真っ直ぐすぎる思いに、胸が痛くなる。裸足で走り続ける彼女の傷の深さに触れるたびに、心配になる。うまく取り繕うこともしないから、人によっては彼女のことを全く理解できないだろう。でも分かる人には、どうしようもないほど切々に彼女の言葉が伝わってくる。2015/08/19

月灯

8
涙が出た。 coccoがやっぱり好きだ。 言葉一つ一つが心に沁みていく。 なんて素晴らしい人なのだろう。 純粋で美しい魂。 2019/09/01

なつ

8
この本の中に居るCoccoは、赤・白・緑。彼女のように、ただただ真っ直ぐに深く広く清廉潔白なまでに生きることはできないけれど、でも、わたしの心にも海があるとしたら、その奥の奥、遠く静かな海の底でひっそりと、でも、確かなものとしての『憧れ』がある、と自覚せざるを得ない。それって何て言うか、正直ちょっと悔しさに似た感情。でも、魅かれる、とてつもなく。それは隠しようもなく紛れもない事実。野性の花や植物のような不思議な引力を持った女性(ヒト)、そう思う。そして、沖縄のこと。もっと知らなきゃ、知りたい、知るべきだ。2018/09/30

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