暮らしの哲学

個数:

暮らしの哲学

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月09日 15時39分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784620318202
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

内容説明

人生という不可解な旅。めぐる季節の中で、暮らしの中で、問い続けた存在の謎。急逝した哲学者の、最後の1年間。

目次

春(春に思う「この感じ」;「たまたま」のこの人生 ほか)
夏(「生命」の漲る季節;雨の風景心の風景 ほか)
秋(悩ましき虫の音秋の夜;ヘーゲルはヘーゲリアンにあらず ほか)
冬(不可能な「今年」;理性に油を注ぐ酒 ほか)
春(世の中イデアだらけ)

著者等紹介

池田晶子[イケダアキコ]
1960年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒。文筆家。専門用語による「哲学」ではなく、考えるとはどういうことかを日常の言葉で語る「哲学エッセイ」を確立して、多くの読者を得る。著作多数。とくに若い人々に、本質を考えることの切実さと面白さ、生死の大切さを語り続けた。2007年2月23日、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

51
人間が心を偽るのは言葉を所有するから、言葉によって自分の心を偽り言葉によって他人の心を欺く等シャープな語り口で独特の価値観、人生観で哲学を優しく語っている、47歳という若さで亡くなったのは残念。2015/01/25

抹茶モナカ

32
難しい用語を使わずに「考える」ことを伝える『哲学エッセイ』というジャンルの本らしい。西洋哲学の本を読んでいたら、その難解さに撃沈してしまったので、「もう少し身近な哲学を。」と企んで、本書を手に取った。週刊誌の連載エッセイだったものらしく、読みやすく、それでいて著者の思索の跡が残っていて、読んでいて得した気分になった。自分で考える姿勢を持ちたい。年齢を重ねる事についての思索が、ちょっと共感できる部分もあって、著者も僕と同じ40代で書いたもののようだったので、納得した。2017/01/22

双海(ふたみ)

23
考えるとはどういうことか、ということを日常の言葉で語る著者。「筋道に沿って正しく考えているのなら、専門用語なんか要らないのである。普通の言葉で言えるのである。言えないなら、正しく考えていない、つまり哲学していない証拠」2016/07/24

なおみ703♪

18
本質的なことはあえて考えない、のが凡人だが、本質的なことこそ不思議で、それを考えることが生きることだと池田さんは繰り返し言う。現代の一般的な価値観を疑う必要があることに気づく。アンチエイジングにとらわれる必要はないし、外に出るとか友達を多くもつことが最良ではなくて、孤独に思索にふける生き方も大切だと思った。私は小説家では宮本輝が、詩人では谷川俊太郎が一番好きで、哲学者では池田晶子に惹かれる、これらの共通点は自分と宇宙のつながりを意識していることだ。私も自然の一部であるということや言葉を大事にして生きたい。2021/11/19

fishdeleuze

13
2006-2007年にかけてサンデー毎日で連載されたコラムを、没後纏めて、出版された池田氏最晩年のエッセイ。全体的にとても静かでやわらかく穏やかな雰囲気が伝わってきた。生の深みが増してきたような。スワンソングといってもいいかもしれない。2014/10/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/564474
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品