内容説明
夫が毎日、うちにいる!!「帰ってきたオトーサン」を待っていたものは?オジサン(夫)と私(妻)の穏やかならぬ日々をかろやかに描く抱腹絶倒エッセー。
目次
第1章 私はアンタのママなのね
第2章 夫婦の人相悪くなり
第3章 おばさん風味
第4章 鬼妻弁当
第5章 オジサンびいき
第6章 小さな春
第7章 持ちつ持たれつ寄り添わず
著者等紹介
小川有里[オガワユリ]
本名は小川由里。1946年高知県生まれ。介護雑誌などのライターを15年続けた後、現在はエッセイスト、ショートショート作家。女性、夫婦、家族、育児、社会現象をテーマに新聞、雑誌などにエッセーを執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
52
専業主婦にとって、定年後の夫が一日中家にいるのはかなりのストレス。夫の昼ご飯用意のために外出もままならず、自由がなくなったように感じる。夫が自分で昼ご飯を作るようにしよう。少しでも家事分担をさせよう。できれば少しでも仕事に出てもらおう。趣味や楽しみでもいいから外出する時間を増やしてもらおう。妻が具合が悪そうなとき、しっかりいたわりの言葉をかけ、行動するように。2018/09/23
恋空
9
苦笑いしながら読了。定年後は、持ちつ持たれつぐらいが丁度いいのかな🤭2024/10/14
しらたま
9
わが家も定年後夫+義母付きw 食事の支度や外出に、ある程度制限が。 一人暮らししていたので、頼めば色々してくれるのがありがたいが、二人で分担の意識はあるのか? 中学生レベルの「オジサン」をビシビシ教育し、昼食ラーメン自炊・習い事・シルバー登録まで仕向けた著者は素晴らしい! それでも「託夫所」が欲しいのは分かる。なぜ男はみんな、家がいいの? 家族みなから頼られるばかりの妻に、いたわりの言葉がかけられる「立ち回り上手」な夫。平和な定年後ライフは、これっきゃない。面白かった、男性こそ読んでほしい。2023/12/17
ヒラP@ehon.gohon
7
嫁さんは日夜こんな不埒なことを考えているのかと、底知れぬ恐怖を感じつつ読了。さとられてはいかん。こっそりと隠しておこう。我が身の定年生活に、暗雲が立ちこめてしまいました。2016/05/22
時任ウロ
5
旦那が定年を迎えたら…著者の体験と様々な夫婦の実例が織り交ぜられ、かなりリアルなエッセイ。先のことを考えると少し怖くなりますね。ずっと一緒はラブラブ新婚なうちの方がいいと思うのだが、現代日本人には老後しか残されていないなんて悲し過ぎる。快適な老後の為、旦那にはお金の掛らない趣味を見つけて欲しい。お互い健康で長く働けますように!2014/03/26