内容説明
あなたは、「赤ちゃんもひとりの人間だから」とか、「子育ては人生でもっともすばらしい冒険」といった考えにとらわれて、実際に子どもが攻撃的になると、どうしてよいかわからなくなったことはありませんか。じつは、攻撃性は子どもの成長に欠かせないひとつのエネルギーなのです。それ自体は良いものでも悪いものでもありません。このエネルギーを積極性へ向け直すことができれば、子どもの長所を伸ばしてあげることになります。本書では、攻撃性のしるしの見分け方とそれに対するアプローチを、乳児から青年期にいたる年齢別に詳しく紹介しました。
目次
1 胎児のうちからとても活動的です
2 うぶ声
3 初めての命の欲動(〇~三カ月)
4 祝福される年齢(三~九カ月)
5 最初の反抗(九~十八カ月)
6 かみつき、押し、叩き…またおしゃべり(一歳半~三歳)
7 罵詈雑言(三~五歳)
8 男の子と女の子
9 論理にかなった攻撃性(七~十二歳)
10 青春期
11 攻撃性と両親の離婚
著者等紹介
アンティエ,エドヴィジュ[アンティエ,エドヴィジュ][Antier,Edwige]
児童精神科医
中谷和男[ナカタニカズオ]
翻訳家。日本カウンセリング学会会員。東京外国語大学フランス語学科卒業後、NHKに入局。アジア総局長、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長を歴任後、翻訳・文筆家として独立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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