内容説明
インターネットでの言論は「絶対に自由」であるべきだ―ネット第一世代が唱えたその主張に対し、著者は自由と民主主義の原理にもとづき異議を申し立てる。出版以来、全米に賛否両論を巻き起こした本書は、インターネットの将来のみならず、「討議型民主主義」と「表現の自由」に関心あるすべての方への基本書といえる。
目次
第1章 デーリーミー
第2章 アナロジーと理想
第3章 分裂とサイバー・カスケード
第4章 社会の接着剤と情報伝播
第5章 市民
第6章 規制とは何か
第7章 言論の自由
第8章 政策と提案
第9章 結論リパブリック・コム
著者等紹介
サンスティーン,キャス[サンスティーン,キャス][Sunstein,Cass]
1954年生まれる。ハーバード大学卒。同大ロースクール(法科大学院)を78年に修了したあと、サーグッド・マーシャル最高裁判事の補佐官(クラーク)等を務める。その後、学界に転じ、現在はシカゴ大学ロースクールおよび政治学部の教授。著書は多数あるが、2002年だけでも「費用対効果国家」(The Cost‐Benefit State)他2冊を出版している。最高裁判事候補としても名前があげられる気鋭の憲法学者として知られる
石川幸憲[イシカワユキノリ]
1950年生まれる。上智大学卒業後、渡米。南イリノイ大Ph.D.(哲学)。ペンシルバニア大博士課程(政治学)前期修了。AP通信記者、タイム誌特派員、日経国際ニュースセンター・ニューヨーク支所長、日本経団連のシンクタンク21世紀政策研究所プログラム・オフィサー(研究総括)および研究主幹を歴任。現在は在米ジャーナリストとして活動中
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感想・レビュー
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mztn
イボンヌ
Akiko Shimizu
mainasushikou
yamikin