内容説明
多くのテニス選手に影響を与えた名言「庭球規」の起草者であり第一回全日本庭球選手権の優勝者、福田雅之助の生涯と日本テニスの黎明期を描く評伝。
目次
第1章 早稲田スポーツとともに
第2章 第一回全日本庭球選手権大会優勝
第3章 一九二三年、デ杯選手としてアメリカへ
第4章 一九二四年ウィンブルドン、パリ・オリンピック参加
第5章 十字路に立つ
第6章 庭球する心
第7章 スポーツマンシップ
著者等紹介
岡田邦子[オカダクニコ]
1943年、東京生まれ。神奈川県立湘南高校を卒業後、紀伊国屋書店などに勤務。現、フリーライター。日本テニス協会テニス資料館準備室室員、スポーツ史学会および日本テニス学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしだ まさし
0
岡田邦子『日本テニスの源流 福田雅之助物語』毎日新聞社を読了。 『エースをねらえ!』を読んだ人なら「この一球は絶対無二の一球なり」というフレーズを記憶していることだろう。本書は、あの名言「庭球規」の起草者であり、日本テニスの創成期に活躍したテニスプレイヤー、福田雅之助の生涯を描いた評伝である。 明治から昭和にかけての日本テニスの黎明期の様子がじっくりと描かれていて、たいそう興味深く読める。だが、惜しむらくは福田雅之助の人生や人となりが活き活きと描かれているとはいいがたい。どういう試合に出て、どういう2013/11/19
-
- 和書
- 刑事法演習