内容説明
肩の巾は芸の幅。ガテンのいかぬ世の中にわけ入りのぞいて斬りまくる。
目次
2000年、私の元栓はどこに?
反響ゾクゾク、タマネギドレッシング
月曜日始まりのカレンダーがほしい
喪中葉書に一言返事葉書を
私的20世紀発明品、ベスト1は留守番電話
お客さま参加型落語、「ツルノ!」と全員で叫ぶ
都庁職員の名刺が変わる!
動物占いから家電占いまで
それいけ算数、それいけ落語
まわりまわって誰かのおかげ、宇宙から著作権まで〔ほか〕
著者等紹介
立川志の輔[タテカワシノスケ]
1954年富山県新湊市生まれ。明治大学経営学部卒。落語研究会では、由緒ある「紫紺亭志い朝」の名を、三宅裕司より引き継ぎ、渡辺正行に渡す。その後、劇団「昴」、広告制作会社に勤務後、やっぱり好きな道にと、29歳で立川談志に入門。1989年度、芸術祭賞受賞。立川流真打ち昇進。NHK「ためしてガッテン」をはじめとしてテレビ・ラジオに活躍。北は北海道から南は石垣島まで、全国での落語ライブ活動に注ぐ情熱には並々ならぬものがある
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感想・レビュー
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ことよん
2
志の輔さんの落語が面白いので、図書館にあった本を借りて、読みました。書かれたのが、もう20年以上前ということもあり、背景が分かりにくくなったところもありました。やっぱりライブの落語が良いですね。また聞きに行きたくなりました。2023/06/09
prefabjubilo
2
「近くにレコード屋さんあります?」おぉ趣味が同じか! 「禁煙の愉しみ」という文庫本を見つけました。マジ愉しいのか!? 「大事なのは生で見ることです。自分の足を2本使って出かけていくことです。そしてきちんとお金を払うことです。」大賛成!2020/07/10
Suu.
2
新聞で連載されていた時事ネタエッセイだからか、どうしても硬質な筆結びになり、読後感があまりスッキリしない。高座のマクラとして捉えれば面白く感じられたのかも。それでも純粋に笑える話も交えてあり一気に読了できた。2013/03/04
funkypunkyempty
1
★★★★ あっという間に読了。読みやすかった。2018/07/05
TakaUP48
1
志の輔の落語が好きで、つい手にとってしまいました。10年前の新聞のエッセイを集めたもの。肩巾は腰巾と同じ。肩が通れば、体が通るから、猫のヒゲと同じアンテナのようなもの。お客の関心の巾を、落語のまくらのまくらで探るとのこと。政治、禁煙、ラーメンと話題は豊富。肩の凝らない本でした。2013/11/30