内容説明
ドメスティック・バイオレンス(DV)の陰で忘れ去られた子どもたち。彼らの目に、暴力は、親の姿はどう映ったのか。10の家族の物語。
目次
暴力の連鎖から切り拓いた人生
隣の部屋に逃げ込んで泣いた
子どもは絶対に産みたくない
父に認めてもらいたかった
私に何の罪があるのか
家庭のイメージが描けない
家族を支配する父から逃れて
「男を敬え」息巻く父と決別
怒りに震えあの男と闘う
血縁家族から自由になりたい
調査が明かす―DVは児童虐待
DVから子どもを守るには
著者等紹介
吉広紀代子[ヨシヒロキヨコ]
ノンフィクション・ライター。1940(昭和15)年、岡山市生まれ。63(昭和38)年、日本女子大学文学部社会福祉学科卒業後、報知新聞社に入社。運動部記者を経て、72(昭和47)年に独立。『非婚時代』(三省堂、朝日文庫)、『セックスレス・カップル』(NHK出版)など、家族・男女関係をテーマにした著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 妖かし